今週は古馬の中距離重賞日経新春杯に3歳牝馬のフェアリーSと3歳牡馬の京成杯の三重賞。
力関係が割と直接結果に出る平穏決着が多めの日経新春杯と対照的に、フェアリーSは荒れる重賞としても有名ですね。さらに変則開催の三日目月曜で京成杯です。
平場では、土曜京都12Rにオールザゴーの出走、鞍上は坂井JK、前走の走りから言ってもここ好走は期待できそうです。注目。
後は日曜京都10Rの準オープンクラス新春Sにミリッサが鞍上武豊JKで出走予定。前走自己条件でちょっと負けが込んでいますが、マーメイドSで0.5秒差の五着にその前の阪神牝馬Sは七着も勝ち馬とは0.4秒差の競馬、重賞で掲示板を争ってきた実力が発揮できれば前走のようなこともないんじゃないかと。あまり大きく狙えるものではありませんが密かに期待。
フェアリーS
フェアリーSは前走まで好走していた馬がフッと負けてしまい、前走大敗の馬が勝ち切ってしまうような難しいレース
やっぱ目が行ってしまうのはPOG馬のレーヴドカナロアです。
前走ファンタジーSは思っていたよりも走らなかったもののレース間隔を十分に取って巻き返しをはかります。ダノンファンタジーと1.3秒差というファンタジーSからどれくらい成長しているか楽しみにレースを見ておきたいところ。
それほど奥手な血統というわけでもないので、この辺からグンとよくなってくるといいなぁって期待しています。
他にもサウジアラビアロイヤルC三着のアマーティやら新馬勝ち直後のアクアミラビリスなど気になる馬はいます。アクアミラビリスって昔毎日王冠勝利した外国馬アヌスミラビリスを思い出しました。全く関係ないけど。
とりあえずの上位三頭が抜けているようなレースに見えます。
登録馬に名前のあったルガールカルムは回避？と思ったらどうやら除外されたよう。出走してくればここでも人気の一角と思っていたのですが除外は残念。
日経新春杯
毎年（個人的には）盛り上がる古馬の中距離重賞、今年は堅そうな気がします。
個人的には今週一番見ごたえのある叩き合いが見れそうな、面白そうな期待値一番のレース。
上位人気確実なムイトオブリガード、前走アルゼンチン共和国杯で長距離戦に強いパフォーマプロミスに0.1秒差の二着と好走、パフォーマプロミスは有馬記念こそそれほど走らなかったものの去年の日経新春杯の勝利もあるし、距離的にかなり実績のある馬、その馬と東京2500m戦で0.1秒差で争ったってのはかなり強調材料になると思います。
相手候補は二頭、いずれも明け4歳馬、その一頭はメイショウテッコン、展開が向かなかった菊花賞こそ大敗するもその前の神戸新聞杯ではダービー馬ワグネリアン相手に0.1秒差の三着に好走、その前のラジオNIKKEI賞ではのちの菊花賞馬フィエールマン相手取って0.1秒差凌ぎ切り勝利しています。追い込みが決まりづらい福島のコース特徴を利したとしても力上位に見てイイと思います。
もう一頭は菊花賞で追い込んで五着に好走したグローリーヴェイズ、春競馬ではきさらぎ賞二着に京都新聞杯四着と好走していた実力馬が準オープンクラス勝利を経て菊花賞で好走した、という点は本格化を期待させるものがあります。これも人気しそうですね。鞍上M.デムーロJKですし。
他にも強そうな馬がいますので、しっかり取捨選択したいと思います。
京成杯
昨年コズミックフォースがここからダービー三着へのテイクオフ。今年はどうかなぁ。パッと見で混戦に見えます。
オープンクラス勝利があるカテドラルですが東スポ杯大敗で全幅の信頼はおけないように見えるし、ナイママも同じく東スポ杯の大敗でちと狙いづらいものがあります。
それなら東スポ杯好走のダノンラスターかなぁという感じはします。あと葉牡丹賞ステップからの出走馬が多いことから葉牡丹賞の勝ち馬シークレットランですかね。
あと前走葉牡丹賞二着のランフォザローゼス、父キングカメハメハに母ラストグルーヴという超が付く良血馬ですね。母ラストグルーヴは父ディープインパクトに母エアグルーヴというこちらも超良血馬、注目が集まるような気がする超良血馬の産駒も人気が集まることは避けられないさそうですね。
