SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

今週の気になる2021:フェブラリーS、ダイヤモンドS、小倉大賞典

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今週は重賞が四鞍とレースが楽しめる週。
GIフェブラリーS、前日には長距離戦ダイヤモンドS、小倉では小倉大賞典があります。
京都じゃないけど阪神競馬場で京都牝馬Sも開催です。

平場では、土曜東京12Rの2勝クラスにはアブソルティスモが鞍上ルメールJKで出走予定。同日阪神1R未勝利戦にPOG馬ワイドアウェイクが鞍上和田JKで出走します。
翌日の日曜阪神10R斑鳩Sにはオールザゴーが鞍上川須JKで出走、次のメイン阪神11R大和Sではテーオーヘリオスが荻野(琢)JKで、裏の小倉5R未勝利戦にPOG馬ベルンハルトが団野JKで出走と、なかなか注目している馬の出走数が多いです。

特に未勝利戦に出走するPOG馬二頭が気になるところ。ベルンハルトは前走デビュー戦で小倉芝1800m戦を二着、次は順番?と思うところもあり、人気しそうですが期待は高まります。
ワイドアウェイクは鞍上が和田JKに乗り替わり、前走未勝利戦二着と好走していることもありこちらも人気を集めそうですが期待が高まります。

フェブラリーS

今年も好メンバーが揃いました。
やっぱり根岸Sの勝ちっぷりが鮮やかなレッドルゼルが一番気になります。
レッドルゼルの根岸Sの時計は例年に比べて高水準、1:22秒台で根岸Sを勝利した有力馬はその後のフェブラリーSでも勝利している例が多く、根岸Sを1:22.0勝利のモーニンや勝ち時計1:21.5勝利のノンコノユメ、去年の根岸Sを1:22.7で勝利したモズアスコット、といずれも次走のフェブラリーSを勝利し連勝を決めています。
そう考えると勝ち時計1:22.3勝利のレッドルゼルが今回のフェブラリーSを勝利する可能性もかなりありそうな予感がしてきます。

三連勝で東海S制覇となったオーヴェルニュも含め、今年は前哨戦の勝利馬が人気しそうですがかなり色気がありそうです。

ただ、やはり実績馬は強そうです。例えばGI馬サンライズノヴァとか。
東京マイルと言えばやはりサンライズノヴァ、初GI勝利は盛岡の南部杯でしたが武蔵野S二勝や去年のフェブラリーSS三着を始め、東京ダート実績のある有力実績馬です。
展開によっては前に付けることもできていますし、ぶっつけでも(去年もぶっつけフェブラリーS出走で三着だったし)ここはきちっと走ってきそう。

もう一頭は去年新たな怪物と噂されたカフェファラオ。
サンライズノヴァ同様に去年のチャンピオンズCからぶっつけのフェブラリーS出走となりますが、この馬も東京マイル戦の実績は十分、なんと言っても実績馬タガノビューティーをヒヤシンスSで退けて、直後のユニコーンSでは二着に五馬身差を付けての圧勝でした。
この二戦の勝ちっぷりから考えても東京ダートのマイル戦には適性があることが窺えて人気するだろうけど軽視出来ないような状況です。

他にも、前走根岸Sは0.2秒差四着に終わりましたが去年の南部杯をモズアスコットやサンライズノヴァを従えて勝利したアルクトスとか、去年の武蔵野Sでサンライズノヴァと0.1秒差の二着に好走し前走はオープン特別の門司Sをステップに出走するソリストサンダーとか、根岸Sの末脚が魅力なワンダーリーデル(しかも主戦の横山(典)JKに再び手が戻ります。)なんかも魅力的。

こう考えると、一昨年のフェブラリーSを勝利したインティまでは手が拡げられなくなりますが…うーん、どうなんだろう。前に行くタイプがエアアルマスとかサクセスエナジーとかがいて、同型に絡まれての敗戦も近走では多いインティなので、ここは微妙に思えてきます。

何にせよGIは盛り上がります。予想が膨らんできます。

ダイヤモンドS

去年は最低人気ミライヘノツバサの一発単穴で荒れたレースでした。
まさか二年連続で荒れるとは考えにくい。
まずは明け四歳を迎えるオーソリティです。
前走有馬記念は大敗もその前には古馬初対戦となったアルゼンチン共和国杯を快勝しました。二着に下したラストドラフトは今年年明け初戦のAJCCでアリストテレスと0.1秒差の三着と健在ぶりを見せています。
アリストテレスと好勝負したラストドラフト相手に0.2秒差の快勝でしたので、このメンバーなら断然人気しそう。本命視せざるを得ないところがあります。

今年も去年の上位馬が健在、タイセイトレイルとメイショウテンゲンの二頭。
タイセイトレイルもある程度人気しそうな気がします。アルゼンチン共和国杯はオーソリティに0.4秒差四着も、続くステイヤーズSでもオセアグレイトに0.5秒差の四着とマズマズ走っています。年明け初戦の万葉Sも三着好走で長距離の実績は他馬よりあるように見えますし、オーソリティと同じような位置取りで競馬出来るのも強み。侮れない一頭と言えそうです。
メイショウテンゲンは近走がパッとしませんが去年のダイヤモンドS二着からの阪神大賞典三着が記憶に新しいところ。宝塚記念でも後ろから追い込んで五着と走っており、去年ハナ差の接戦で勝ち負けしたレースで復活という可能性も感じさせる実力馬です。

他にもステイヤーズSで三着と長丁場で実績を見せながら札幌記念で四着という走りのポンデザールとか、ケガからの長期休養明けでいきなり重賞制覇の派手な復帰戦を去年見せてくれたパフォーマプロミスあたり。まさか前走で大穴を開けたミスマンマミーアがもう一回穴をあけるなんてちょっと…どうでしょう。

小倉大賞典

去年の勝ち馬カデナが出走してきますが前走中山金杯は負けすぎの感があり、ある程度人気は集めると思いますが本命視できるかというと難しいところ。
そうなると、やはり小倉実績もあって前走で重賞中日新聞杯勝利と勢いに乗るボッケリーニが人気するけど本命視することになるかなぁという感じがしてきます。
小倉実績としても直近では小倉日経オープン二着という実績もあります。去年の後半で突然好走を連発したサラキア相手に0.2秒差の二着、小倉実績としては申し分ないですし、前走重賞制覇もあってここは重賞連勝も期待できそうなレースです。

他で怖いのはトーラスジェミニ。
前走は逃げ切って勝利でしたが逃げるもなかなか結果に結びつかなかった中での勝利でした。
ただ今回もトーラスジェミニの単騎逃げになる可能性は高く、トーラスジェミニを楽に逃がしてマイペースで進ませると前走のようにお終いまでしっかり伸びて二戦連続逃げ切りを許してしまうかもしれません。裏開催の小倉、と言う点もポイントになりそうです。警戒しようと思っています。

あとはアールスターがちょっと気になっています。小倉記念を10番人気の低評価でインから力強く差し切って勝利、小倉実績としては申し分なく、さらに前走では13番人気の低評価ながらお終いなかなかの伸びを見せ五着まで着順を押し上げてきました。人気が無いようならここも警戒したいと思います。