今週は夏の名物重賞となる新潟千直の重賞アイビスSDが開催、夏の新潟の開幕週ですが裏の函館ではオープンクラスのレースがなく準オープンクラスが土日ともメインレース。
二場開催・重賞一鞍の週でちょっと寂しい。
平場では、日曜新潟7R未勝利戦にマイネルレガシーが鞍上菅原JKで出走予定。
前走は大きく負けてしまったのですが、5月の二走は新潟コースで初勝利まであと一歩といえる二戦連続二着というゲンのいいコースで改めて期待したいところです。そろそろ未勝利戦もなくなってくるのでここいらで初勝利を見たいですね。
アイビスSD
スピード自慢が出てきますが、やっぱ気になるのは枠順です。
ひとまず予想は枠順が発表されてからですね。いつも通り8枠要注意。
極端な内枠でなければいつも勝ち負けのライオンボス。今年も出走。
前走韋駄天Sはハンデ頭もあって他杯してしまいましたが、斤量58キロで韋駄天Sを勝ち負けした馬はこれまでいなかったこともあってやむなし。
去年57キロの斤量を背負ってアタマ差の勝ち負けをした舞台なら巻き返しはありそうです。今年も同じ斤量で出走することになるでしょうし、前走が斤量に泣いただけと敗因ははっきりしているとくればここは人気も背負いそうですが狙って良さそうに思えます。
前走韋駄天Sでライオンボスが沈むなかで勝利したのはタマモメイトウ、大穴でした。二着のケイアイサクソニーこそ出走しませんが三着馬のロードエースは出走してきます。
古馬の中心はライオンボスに加えて韋駄天S上位二頭、ここに挑む三歳馬が何頭か出走してきます。
まずは短距離で飛躍が期待されたモントライゼ。
2歳戦で持ち前のスピード能力を発揮して京王杯2歳Sを勝利、その前の小倉2歳Sでも世代きってのスピード馬メイケイエール相手に0.2秒差二着と肉薄、しかし朝日杯で大敗してから年明け二走は精彩を欠いています。
鞍上は川田JKに手が戻って秋の短距離戦線に向かっていくことも。
そして前走葵Sでモントライゼに先着したオールアットワンスも楽しみな三歳馬。
モントライゼの斤量53キロでも恵量ですが、三歳牝馬のオールアットワンスはさらに51キロと魅力的な斤量。前走三着は人気薄の九番人気を覆しての好走で、叩き二走目でさらに上昇を期待したいところです。
二走前に五着に敗退しましたが、馬体重-12キロでデキが良かったようにも思えず、前走休養で馬体重をきっちり＋12キロで馬体を戻してきたのも好感触です。とはいえ五着敗退の二走前でも勝ち馬からは0.2秒差、前四頭が接戦になった直後の半馬身差とそれほど負けておらず、枠順次第では期待できそうな一頭です。
三歳牝馬には厳しい古馬との初対戦かもしれませんが、2018年にはラブカンプーが三歳牝馬で挑み51キロの斤量を活かして二着入線もあります。三歳牝馬警戒。
他には三歳牝馬セピアノーツも出走ですが、鞍上藤田（菜）JKで51キロの斤量でも、これはちょっと苦しいかも。
おまけ：浦和プラチナC
この記事を書いている22日、浦和競馬場でプラチナC（重賞、南関SIII）に出走したアンティノウスが重賞初制覇。
元々ダートのレースではなかなか力を見せていたのですが、準オープンクラスを突破できず地方（大井）へ転厩していました。
転厩後は好成績を挙げており、ちょっと嬉しくなったニュースでした。
