小倉1800mの中京記念、狙いの2000mからの距離短縮の馬は全滅、今年は前走マイル戦からの距離延長でスローの前残りに対応できた馬の舞台でした。
予想の結果:
3着:○15番:ファルコニア
…
5着:▲12番:ヴァリアメンテ
…
12着:△8番:モズナガレボシ
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14着:◎4番:ダブルシャープ
馬券の結果:
的中した買い目には「=アタリ!」
外れた買い目には「=ハズレ」
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単勝:◎4番:ダブルシャープ=ハズレ
複勝:△8番:モズナガレボシ=ハズレ
馬連:4-15、4-12、12-15=ハズレ
枠連:2-4=ハズレ
馬単:4-15、4-12=ハズレ
ワイド:4-8、8-15、8-12=ハズレ
三連複:ボックス
4、8、12、15=ハズレ
三連単:4-15-12、4-15-8=ハズレ
振り返って
曇り空も馬場は良馬場で開催となったこの日の小倉競馬場。
順調にゲートインが進んでレースがスタート。
バラついたスタート、ハナに行くのは、外からベレヌスが先頭に、内からはベステンダンクやコルテジア、直後にはアーデントリーやカイザーミノルが続きます。
ハナを切ったのはベレヌスでした。
先行集団の直後にシャーレイポピーを挟んで外からファルコニア、外にはレインボーフラッグ、直後にダブルシャープが追走しています。
各馬三コーナーから四コーナーに差し掛かります。
先頭はベレヌスも、外からファルコニアが外を回して接近。共にシャーレイポピーとアーデントリーも外から接近してきています。
最後の直線へ
先頭はベレヌス、内を行くベレヌスが粘っている、外を回して馬場の良いところを選択したファルコニア、さらに大外から一気にカテドラルが追撃するも、内のベレヌスの脚が止まらない。馬場のいい真ん中を選択したファルコニアは内を通したベレヌスの内と外の距離差もあって一気に差し切れない状況、さらに底に大外から一気にカテドラルが飛んで来てファルコニアに馬体を併せるかどうかくらいのところまで来たのですが、この二頭の追撃は逃げたベレヌスの粘り腰に及ばず。
ベレヌスが逃げ切って先頭でゴールイン、勝ったのはベレヌスでした。二着がファルコニアとカテドラルの二頭で争い。
そこから一馬身以上離れた四着にミスニューヨーク、クビ差ヴァリアメンテ五着と健闘しているのですが、いかんせん前三頭との差は大きかったように見えました。
結局二着はカテドラル、三着ファルコニアの順に入線、ハナ差の接戦でした。
二着カテドラルも三着ファルコニアもスローからの前残りで勝ち切れなかったようなレースだったように見えました。カテドラルは中団待機くらいから直線脚を伸ばしたもののスローペースで逃げるベレヌスに半馬身及ばなかったような格好。カテドラルより後ろの位置取りだったヴァリアメンテやカデナも上がり三ハロンメンバー中最速の脚を繰り出して掲示板争いまでとなっているのでカテドラルとは位置取りの差が出ただけのような結果に見えました。
一方のファルコニアは好位追走から三コーナー付近で仕掛けて、四コーナーで先頭に並び掛けるような勢いで勝ち切るかと思ったものですが、これも一歩届かなかったような印象でした。
狙いの2000mから距離短縮した馬二頭は12着モズナガレボシに14着ダブルシャープと、残念な結果に終わりました。上位を占めたのはいずれもマイル戦からの出走馬で、勝ったベレヌスは新潟マイル戦(L)二着からの出走でしたし、二着カテドラルは安田記念二桁着順からの出走、僅差の三着ファルコニアはマイラーズC三着から休養明け初戦という出走でした。
前走2000mからの距離短縮を狙うという考え方は"そこじゃない狙い"だったようです。残念。
ただ、ベレヌスは元々芝2000mを三勝していて近四走ではマイル戦を使っていた馬、カテドラルは去年の中京記念(今年と同じ小倉1800m)を二着好走していたことに加えて、新馬戦2000m、二戦目野路菊S(阪神芝1800m)と二連勝していたり、ファルコニアも全五勝の全ては1800m~2000m(内1800mは四勝している)ように元々純粋なマイラーというよりは距離持つマイラーという感じで小倉1800mという舞台と関係していそうに思えました。(京都開催復活までは)来年用に覚えておこうかなと思いました。