ストレイトガール、強い…。前走の大敗は一旦何だったのか?と言うくらい強かったです。7歳馬がGI制覇というのもちょっと昔では考えられません。引退撤回馬ってあまり走らないイメージがあったのですが、引退撤回するくらいだからやれる確信があるんだな、と考えを改めるようにします。
予想の結果:
2着:○10番:ミッキークイーン
3着:△15番:ショウナンパンドラ
4着:◎2番:スマートレイアー
…
11着:▲1番:ウインプリメーラ
馬券の結果:
単勝:2番:スマートレイアー=ハズレ
複勝:1番:ウインプリメーラ=ハズレ
馬連:2-10、1-2、2-15、10-15=ハズレ
ワイド:1-2、1-10、1-15=ハズレ
三連複:ボックス
1、2、10、15=ハズレ
三連単:
2-10-1、2-10-15、10-2-1、10-2-15=ハズレ
15-2-1、15-2-10、15-10-1、15-10-2=ハズレ
振り返って
今年も短距離馬が勝つヴィクトリアマイルになってしまいました。読みは悪くなかったのかが微妙なところですが、とりあえず「今年の阪神牝馬Sはレベル高い」と「別路線組ではショウナンパンドラ」というところの予想は当たっていたと言えます。実際に上位は前走が阪神牝馬S、別路線組が唯一ショウナンパンドラとなっています。これ以外だと中山牝馬Sのルージュバック五着が最高順位となってしまいます。
でもなぁ、いくら阪神牝馬S組とはいえ、前走九着大敗から巻き返すとは予想を超えていました。
去年と今年でストレイトガールが連覇し連続で短距離馬が制覇するヴィクトリアマイルとなりましたが、こういう時は時計が速めです。逆に言うとヴィクトリアマイルで時計が速くなりそうなときは短距離馬を抑えておく必要がある」という考え方が必要ということになりますね。
二着ミッキークイーンも三着ショウナンパンドラも中距離馬ですから、いかにストレイトガールが(7歳という年齢も含めて)異質かというのは推して知るべしですね。他の短距離馬はみんな着外に沈んでいます。
もしくは発想は逆なのかも。牡馬混合のGIスプリンターS(ないしマイルCS)を制覇できるほどの牝馬なのであればヴィクトリアマイルは勝ち負けできる、という考え方が必要なのかもしれません。よく見てみると、過去に牡馬の一線級とやりあってGI勝ってるレベルの短距離牝馬は出走が見当たりません。今後の傾向として要チェックですね。
ミッキークイーンもショウナンパンドラも本質は中距離馬なので、ちょっとエンジンが掛かるのが遅れたような感じですね。ストレイトガールがはるか前方に出てしまっていて、二頭の中距離馬のエンジンが掛かったころには既に捉えきれないほど差がついてしまっていました。この辺が短距離GI馬と中距離GI馬がマイル戦で対決した時の特徴が如実に出てしまった印象です。
ショウナンパンドラは今日の走りだと、今春の大目標宝塚記念に向けてかなり良好なたたき台になったんじゃないでしょうか。相手はドゥラメンテなど強豪が多数控えていますが、ジャパンカップ以来のGI制覇に向けては視界良好に見えます。この馬は2000mでもちょっと短いのかもしれませんね。