SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

振り返り2017:10/9-京都3R-新馬戦ソシアルクラブ

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強い競馬でした。四コーナーで大外に回したもんだから最後方まで下がったときには諦めてました。

振り返って

バラついたスタートで始まったメイクデビュー京都。
ソシアルクラブは後方からのスタートになってしまいました。ただ、行き脚はまあまあでしたので最後方待機とはなりませんでした。どちらかというと最内のメイショウハニーのほうが行き脚がつかなくて後ろからの競馬になっているのが見えました。

ハナに行くのはゴルトキルシェやムーンライトクーラといったところ。向正面から三コーナーにかかって、先頭はゴルトキルシェとウインエスキースが並走、その外にムーンライトクーラ、さらに外にはハイエストクイーン、一方のゴルトキルシェのぴったり後ろのインの五番手にはモンアムール、並んでターフェルムジークといった馬たちが前に固まっています。

当然出遅れ気味だったソシアルクラブはこの先頭集団には加わっていません。中団待機くらいに入るのかな…、楽しみに中団にカメラが移るのを見守ります。
カメラは後ろの方へ、あー、中団より後ろですね、ソシアルクラブ。
後方五番手くらいの位置。
最後方待機の馬が三頭並んでいてソシアルクラブより行き脚がつかなかったメイショウハニーがその三頭の中にいます。その直前に二頭並走、インのテイエムアステルと馬体を併せているのがソシアルクラブ。さらにその外に半馬身ほど前に出ている三番人気のサトノルーリーの姿が見えました。二番人気と三番人気がそろって後方から五番手・六番手という位置取りにある、そんな新馬戦です。こりゃ一番人気のゴルトキルシェからすると安心の横綱相撲で押し切っちゃおうってレースになりそう。

そういう感じのことを考えるうちにレースは四コーナーへ。
「徐々にペースが上がります」という実況に後方待機のソシアルクラブの末脚に一縷の望みを託してレースを見守ります。

四コーナーを回って先頭はゴルトキルシェとウインエスキースが並走、ムーンライトクーラがその外、コーナーワークでちょっとだけおいてかれそうな恰好に。
四コーナーの最後のほうで、ちらっと映ったのがソシアルクラブの姿。その姿は、大外に回していたので、最後方のメイショウハニーと並走しているような格好になっているのがはっきり見えました。

「…これは、ちょっと届かないだろうなぁ」
なんてつぶやき、ちょっとした諦めムードが漂います。何といってもゴルトキルシェがこのまま直線で先頭を奪い押し切りそうな勢いで走っていますし、人気のサトノルーリーもソシアルクラブより一呼吸早く仕掛けているように見えました。

いや、でもブエナビスタものちのGI馬アンライバルド相手にして新馬戦は三着だったんだから、次回につながるレースを見たい。

そう気を取り直して直線を応援することにしました。

最後の直線に入って、ソシアルクラブは大外、ほぼ最後方に落ちています。
先頭はウインエスキースやムーンライトクーラを振り切ってインを利したゴルトキルシェ。二番手にはインで我慢していたモンアムールが伸びて来ているように見えます。そして好位から脚を伸ばしてきたターフェルムジークが先頭のゴルトキルシェに追いすがろうという構え。
ここで一気にレースが動きます。

大外から一気に飛んできたのはマーガレットステラ、中団待機していた馬がきっちり外に持ち出して差し脚を伸ばして先頭集団に迫ろうという勢い。溜めていた分伸びています。
そしてその直後にソシアルクラブ。四コーナーで大外に持ち出して最後方まで下がったソシアルクラブが最後の直線入口から追い込みマーガレットステラの直後に付けていました。
ソシアルクラブが岩田JKのムチが入る度にどんどんスピードアップ、一馬身以上あったマーガレットステラとの差は一気に縮まり気づけば並走するまでになっていました。
しかもそのマーガレットステラは中団で脚を溜めていたため、差し脚を伸ばして一気に先頭集団に迫っている真っ最中です、そのマーガレットステラを超える末脚で一気に大外から迫るのがソシアルクラブ。

しかし無情にも伸びている最中でのゴール前の攻防、ゴルトキルシェが二番手争いをするターフェルムジークとモンアムールより一馬身前に出ています。このまま押し切るように見えました。マーガレットステラとソシアルクラブで二着争いに加わる、というレースのようだ、と思ったとたん、

ソシアルクラブが一気に並走していたマーガレットステラを置き去りに。コンマ何秒の差を制して先頭のゴルトキルシェを捉え切っていました。
ゴール前、ホンの数メートル手前でしたが、もうソシアルクラブしか見てなかった視点は、ギリギリで顔の長さだけ前に出たのが見えました。
何と…、すごい脚だよ、ソシアルクラブ。

タイム1:36.9は絶賛するほど速いタイムとは言えないかもしれませんが、上がり三ハロン34.4秒は当然メンバー中上がり最速の脚。

牝馬限定戦の新馬戦とはいえ次走に期待を持たせる末脚でした。
これは次走も楽しみですなぁ。