SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

今週の気になる2020:フェブラリーS、ダイヤモンドS、京都牝馬S、小倉大賞典

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今週はGIフェブラリーSを始めとして重賞四鞍。
長距離戦のダイヤモンドSに牝馬限定線の京都牝馬S、ヴェロックスの出走で途端に盛り上がってきた小倉大賞典とどれも見応えありそうなレースです。

平場では、土曜東京12Rの2勝クラスにスイーズドリームスが鞍上川田JKで出走。同日の小倉2Rにローヌグレイシアが未勝利戦に鞍上西村JKで出走、小倉7Rの1勝クラスにはヴィルトゥースが鞍上斎藤JKで出走します。
日曜には京都6Rの1勝クラスにフェアレストアイルが鞍上坂井JKで出走、京都10R斑鳩Sにカフジバンガードが鞍上国分JKで、その次のメインレース大和Sにテーオーヘリオスが鞍上荻野(琢)JKで出走、裏開催の小倉7Rにマイエンフェルトが鞍上団野JKで出走予定、と気になる出走が多くあります。
POG馬の出走も多くて気になる週となりそうです。

フェブラリーS

昨年の勝ち馬インティ、前哨戦根岸Sを快勝したモズアスコットの二頭は恐らく目立つ存在になりそう。

インティは最近の状況から勝てないレースが続いているような感じがあります。前走は外枠からの発走となり控える競馬で三着に終わりました。その前のチャンピオンズCから連続三着で悪くない状況ですが去年の臨戦態勢を考えると、今ひとつ。
とはいえ、しばらく走っていないマイル戦に舞台が戻ることを考えると、やはりメンバー的には力は一枚抜けているかなという印象はあります。

もう一頭の中心馬はモズアスコットになるかと。
安田記念を勝った馬のダート転向で半信半疑だった根岸Sは派手な勝ちっぷりで一気にフェブラリーSの中心に躍り出た感のあるモズアスコット。
やはり芝でGIを制した力は侮れず、これまでの芝馬がチョイと出走してくるような参戦とは全然違って不安視されたダートの走りも前走根岸Sで払拭しました。
コパノキッキングといった実力馬が多数出走した根岸S勝利はちょっと大きい、他馬より抜けている感があります。

末脚勝負ならサンライズノヴァも侮れません。
以前からちょくちょく狙っているサンライズノヴァがマイルチャンピオンシップ南部杯を制覇しGI馬として今年は出走します。
武蔵野Sの勝利という実績もあって、東京1600mは実績がある舞台、個人的にかなり期待が高まります。

個人的には、アルクトスとヴェンジェンスはかなりいい線行けそうな感じがしています。
アルクトスは昇級後一戦挟んでオープンクラス三連勝で重賞プロキオンSの勝利。続くマイルチャンピオンシップ南部杯はサンライズノヴァに1馬身半及ばなかったものの力は見せてくれました。休養明け初戦となりますが鉄砲実績[3-1-0-0]があり、初戦から動けそうです。
五歳馬は好成績を収めているフェブラリーSですし、今の充実具合から考えてかなりアルクトスはいい線行けるんじゃないでしょうか。

一方で七歳馬のヴェンジェンスです。
前走東海Sでヴェンジェンスはインティに先着しての二着、勝ったエアアルマスに半馬身差まで迫る好走でした。エアアルマスがケガでフェブラリーSのゲートに到達できなかったのは残念ですが、二着馬のヴェンジェンスにとってはチャンス到来といえるのかも。

さらに去年の武蔵野Sの勝ち馬ワンダーリーデル、二着のタイムフライヤーの二頭も実力はあるので気になるところです。

こうなると、東京マイルのユニコーンSを勝利した実績があるとはいえワイドファラオには厳しいレースになるかなぁ、という。

ダイヤモンドS

万葉S勝利したタガノディアマンテが出走してきます。あの万葉Sは圧勝といっていい内容でした。続くここでも好走が期待できそうで、中心視しておきたいところです。
同じ万葉S三着馬のレノヴァールも出走してきますが、タガノディアマンテの勝ちっぷりを見るとちょっとここには差があるかなぁという印象があります。
同じ万葉S四着の牝馬レイホーロマンスも週中の登録馬一覧には名前があったのですが、万葉Sの次に愛知杯三着と好走したせいか、ここは回避のよう。

万葉S出走馬以外ではタイセイトレイルですね。
アルゼンチン共和国杯二着に先月の日経新春杯四着、古馬中長距離で力のある相手と互角にやり合ってきた実力がここで発揮されればタガノディアマンテと逆転も十分ありそうです。

もう一頭、ステイヤーズSで四着のメイショウテンゲンも気になる一頭。
タガノディアマンテ同様に菊花賞は着外、しかもタガノディアマンテからさらに1.1秒離されて12着と大敗、その次走がステイヤーズSでしたが名だたるマラソンランナーの中でお終いよく伸びて四着は3200mのここでも期待を持たせるものがあります。
四歳馬のワンツーフィニッシュという決着も視野にいれておいたほうがいいかなぁ、と思いながら予想をしてみようと思っています。

京都牝馬S

やはりシゲルピンクダイヤは予想から外せないレースになりそうな予感がします。
距離が合わなかったオークス以外は全て複勝圏内(桜花賞二着、秋華賞三着)ですし、その前哨戦はいずれも勝ったダノンファンタジーから0.2秒差というあと一歩の競馬。
古馬と初対決となったターコイズSでは上位四頭を三歳馬が独占するという結果に。
ここも中心視せざるを得ないような。

シゲルピンクダイヤだけでなく、同世代の四歳馬に有力馬が多数、現在三連勝中のドナウデルタは勢いに乗っています。
近走は1400m線を三戦して三勝、一ハロン距離が延びたレースで未勝利とはっきりした成績で、今回の1400m戦となる京都牝馬Sは重賞初勝利のチャンスともいえそうです。
ディアンドルも気になる四歳牝馬。
オープン特別四連勝で古馬と初対決となった重賞初挑戦の北九州記念でイキナリの二着と勝ち負け、その後に走破二桁着順に敗れてしまっているものの、侮れないものがあります。
いやいや、それなら去年のフィリーズレビューで一着同着の勝ち馬二頭ノーワンとプールヴィルの二頭もいますし、ビーチサンバは重賞勝利こそない(どころか新馬勝ちだけの一勝馬ですが)ものの世代トップクラスの実力馬に重賞で二着すること三回、阪神JFでも三着して同世代の中では力を見せているという気になる四歳牝馬。

しかし五歳以上の実績馬も黙っていない、前走で重賞京都金杯を勝利して今年もヴィクトリアマイルを狙っていそうなサウンドキアラを筆頭に、アルーシャもリステッド競走を二走連続で勝ち負けして、信越Sでは四歳馬プールヴィルにハナ差ではありますが勝利しています。
他にも重賞で実績があるアマルフィコーストもいますが四歳馬の有力どころが多く出走するのに比較するとちょっと数は少ないかなぁという感じもしてきました。

しかし、五歳以上の実績馬で一番気になっているのは去年しょっちゅう予想に加えていたリナーテです。直線で坂がない京都なら昨年見せたあの末脚が使えるのではないかと。

小倉大賞典

なんといってもヴェロックスの意外な出走でいつものハンデ戦のような予想とはちょっと考え方を変えなきゃいけないかもと思わせる今年の小倉大賞典。
GI皐月賞二着を始めとしてクラシックを見事に走りきった実力はここでは一枚上手です。

とはいえ、本格化の感じもする良血馬ジナンボー、小倉好走実績を多く持つタニノフランケル、ヴェロックスと同期の重賞馬ランスオブプラーナも出走してきます。なかなか展開も読みにくそうです。

先週は外差しの競馬で予想が的中できたのもあって、追い込み馬カデナなんかも気になるところです。去年の小倉記念も上がり三ハロンのタイムメンバー中最速の末脚をクシして先に抜け出したメールドグラースにクビ差まで迫る好走、このメンバーならヴェロックスとカデナが最後の直線でたたき合いというシーンもあるのかも、なんて思いました。