三月の開催を終え、中京開催が終了し四月からは中山と阪神の二場開催となります。
恒例の一月から三月までの成績を集計してみましたが、スタートダッシュ…とはいきませんでした。
成績:的中率
まずは的中率を。
予想したレース数は69レース、そのうち29レースを的中できています。なかなか厳しい数字になっています。
去年50%超えていた的中率は、今年は42.0%と低迷気味。
式別の的中率としては以下のようになります。
単 勝 27.5%
複 勝 7.4%
馬 連 5.8%
枠 連 7.1%
馬 単 4.4%
ワイド 2.9%
三連複 0.4%
三連単 0.0%
単勝の的中率27.5%は昨年を上回っており、馬単も0.2%という差ですがわずかに上回っていて良い感じなのですが、その他はほとんど低迷しています。うーん。
三頭的中させるのが難しいのはここ数年来の課題です。以前はどうやって的中させていたのかまったく思い出せないほど予想馬三頭で決着することがなくなってきました。
あと昨年17.1%あった複勝の的中率が、今年は7.4%と大幅低下、穴狙いが上手くいっていないようすがうかがえます。今年は厳しいなぁ。
成績:回収率
回収率も厳しい数字が並びます。
いつも通り1点100円という前提で計算しています。
総合回収率は41.9%でした。去年79.4%だったので、かなり低迷具合を実感しています。
的中が少ないこともあり回収率に響いています。
式別では、
単 勝 115.5%
複 勝 22.2%
馬 連 76.7%
枠 連 65.0%
馬 単 117.6%
ワイド 22.6%
三連複 2.3%
三連単 0.0%
一昨年より低下して残念な感じがしていた去年より輪を掛けて数字は悪化しています。
その中でも単勝は100%超え、去年の110.1%よりも良化する115.5%と救いがあります。本命にした単勝が的中してある程度の配当になっているというのは好材料です。
本命の単勝が的中できて回収率も好調ということは、本命をアタマとして対抗と単穴へ流している馬単も相乗効果で好調なのも関連してプラス要素です。去年65.2%だった馬単の回収率は今年117.6%と100%超えなのは数字が厳しい中でも好材料でした。
ただ、その他の数字は厳しい、一番マシな数字の馬連は馬単の好調でもうちょっと数字が良くてもいいようなものですが76.7%と今一つ。さらにおさえの枠連も今年はイマイチ効果的にはおさえになっていなさそう。
複勝の数字低下はワイドの数字にもダイレクトに響いてきているのが実感できます。似たような22%台に低迷する複勝とワイド、ここが自分の予想のポイントになっていた前年までとはやや違った数字になっています。
今年は予想馬が一頭だけしか来ないなぁ、というパターンが多い気がします。なので単勝が良くても連勝複式の数字の低下を実感しています。
重賞とそれ以外との成績を見比べてみる
去年と同様に重賞の的中率や回収率を抜き出して計算してみることにしました。
的中率(レース別)では、重賞が48.5%に対してオープン特別や条件戦では33.3%と去年とガラッと変わってオープン特別の数字の悪さが目に付きます。その一方でGIを含む重賞は去年と同水準、なんなら数パーセント程度数字は上昇しているので、いつもと同じくらい重賞は的中できているけど、いつも的中できているはずのオープン特別で取りこぼしているという傾向が見えてきました。
それでは回収率は、というと、重賞では68.1%と去年を上回る数字となっていますが、やはりオープン特別はかなりの数字の悪化。17.6%という回収率で、去年は95.3%だったことを考えると天と地の差。
オープン特別をハズしまくっているのが問題のようですね。
式別で並べてみると、
--------------------------------------------------------------
的中率 重賞だけ : 条件・OP特別
単 勝 36.4% : 19.4%
複 勝 3.0% : 11.4%
馬 連 9.3% : 2.8%
枠 連 8.0% : 5.9%
馬 単 7.5% : 1.6%
ワイド 2.0% : 3.7%
三連複 0.0% : 0.7%
三連単 0.0% : 0.0%
--------------------------------------------------------------
回収率 重賞だけ : 条件・OP特別
単 勝 172.4% : 63.3%
複 勝 16.7% : 27.4%
馬 連 137.3% : 22.7%
枠 連 92.4% : 24.7%
馬 単 240.4% : 11.0%
ワイド 19.3% : 25.7%
三連複 0.0% : 4.4%
三連単 0.0% : 0.0%
--------------------------------------------------------------
…、悪いですね。
今年は重賞だけじゃないかという感じがします。しかしその重賞の数字も回収率を見ると去年よりは式別で善し悪しがかなりはっきりしているような状況。
これが去年だと条件戦やオープン特別の回収率がもっと高かったので全体の数字に好影響していたのですが、今年は条件戦やオープン特別が逆に足を引っ張る状況のようです。
まだ、今年は始まったばかりなのですが、例年二月の成績が好成績ということもあって、二月の成績を確認してみたら、回収率は全体で77.5%とトップ、一月や三月が20%~30%台に留まっていることを考えると、二月はやはり好相性のようです。
今後はオープン特別の成績良化が課題となってきそうです。