先週「2023年POG馬を決めました」で今年の指名馬を記事にしましたが、指名しなかったけど検討した候補達を記録しておきます。
こういうのって、指名しなかったほうが実は走っちゃったりすることも。
新種牡馬で検討した産駒
新種牡馬は期待値から二年目以降より良質の牝馬が集まっていることも多いので、毎年ある程度指名を検討しています。
エノラブエナ(牡)
父:ニューイヤーズデイ
母:イサベル(母父:ディープインパクト)
アールドヴィーヴルの半妹で新種牡馬ニューイヤーズデイ産駒。アールドヴィーヴルほどの活躍はしていないものの、産駒はすべて1勝はしておりPOG馬としては信用できる血統と言えそうです。母イサベルの兄弟ヤングスカーレット(父サトノアラジン)も含めて注目している血統です。
シャーリーバローズ(牝)
父:ロジャーバローズ
母:ラダームブランシェ(母父:チチカステナンゴ)
牝系を遡るとビワハイジに行き着く牝系で、半姉のオードリーバローズもデビューこそ遅かったけど三戦目で初勝利。前述のイサベル産駒同様1勝はしてくれる血統でPOG馬向きだと思います。ブエナビスタに近いのでより思い入れのある血統です。
シンハライトの2021(牡)
父:レイデオロ
母:シンハライト(母父:ディープインパクト)
オークス馬シンハライトの産駒、母ほどの活躍は産駒にはみられないものの、四番仔ということでソロソロ走ってきてもと思っています。
ただ体質が弱いらしく、まだ登録や入厩の情報もなくて指名を見送った格好になりました。
アンドローゼス(牝)
父:スワーヴリチャード
母:ローズウィスパー(母父:ワークフォース)
このブログで未勝利戦を追い掛けていたローズウィスパーの産駒。新種牡馬スワーヴリチャードで半姉アロマデローサより距離持ちそうな感じがします。デビューから二連勝した姉を超えてくれそうな気もします。
フィロンドール(牝)
父:ニューイヤーズデイ
母:フィロンルージュ(母父:フレンチデピュティ)
フィロンルージュはサカラート、ヴァーミリアン、キングスエンブレムといったダートの強豪の半妹で昔POGで指名していた一頭です。半弟反田リーキングもよく走りました。
ダート血統にニューイヤーズデイというのもどう出るか興味が引かれる配合です。
レイナドラーダ(牝)
父:レイデオロ
母:ショウナンパンドラ(母父:ディープインパクト)
ディープインパクト産駒でジャパンカップ制覇の女傑ショウナンパンドラにレイデオロを種付けしたことでウインドインハーヘアのクロスを持つ産駒となりました。牝馬のクロスって珍しい。
ただ、来年のサートゥルナーリア産駒が気になる血統です。今年の産駒の成績を見ておきたいかなと思っています。
思い入れの牝系で検討
センターグランタスの2021(牡)
父:デクラレーションオブウォー
母:センターグランタス(母父:アグネスタキオン)
いままで地方でしか走っていなかったセンターライジングの孫世代がエイティーンガールの活躍で中央競馬でも戦えるところを見せてくれたので改めて見直し。
デクラレーションオブウォーだとそんなに距離は持たなさそうで半姉のエイティーンガール同様に短距離路線のような印象があります。一回空胎を挟んでの産駒で期待したい。
ウイングレットの2021(牡)
父:ロゴタイプ
母:ウイングレット(母父:タイキシャトル)
祖母のエアウイングスは現役時代追い掛けていた一頭なので、必然的に娘のウイングレットも追い掛けていました。
その牝系にローエングリンの代表産駒と言えるロゴタイプが種付け、種牡馬も牝馬も思い入れのある血統で出世して欲しい。
ハルボタン(牝)
父:ストロングリターン
母:カタマチボタン(母父:ダンスインザダーク)
祖母のタヤスブルームから知っている(けど追い掛けてはいない)血統で、母カタマチボタンはウオッカとダイワスカーレットの世代で桜花賞三着という実績がある一頭です。
全姉のツヅミモンは一勝馬ながら重賞二着の実績があって、全妹のハルボタンにも期待が掛かります。
コートリーバウ(牝)
父:モーリス
母:サングレアル(母父:ゼンノロブロイ)
サングレアルはブエナビスタの半妹ということでビワハイジの孫世代産駒ということになります。
ブエナビスタ産駒が今年はお休みなので、他の兄弟馬やその兄弟馬の仔の産駒にいつも以上に目がいってしまいます。
長くなったので…
続きをまた来週。