終わってみればチャレンジCと同じ舞台でチャレンジC勝ち馬のベラジオオペラの勝利でした。阪神内回り2000mへの適性が鍵になったレースだったかも。
予想の結果：
2着：◎2番：ローシャムパーク
…
5着：▲6番：ジオグリフ
6着：○8番：プラダリア
…
16着：△15番：リカンカブール
馬券の結果：
的中した買い目には「＝アタリ！」
外れた買い目には「＝ハズレ」
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単勝：2番：ローシャムパーク＝ハズレ
複勝：15番：リカンカブール＝ハズレ
馬連：2－8、2－6、6－8＝ハズレ
枠連：1－7、1－8＝ハズレ
ワイド：2－15、8－15、6－15＝ハズレ
三連複：ボックス：2、6、8、15＝ハズレ
三連単：2－8－6、2－8－15＝ハズレ
振り返って
天候は晴れ、馬場は芝もダートも良馬場と好コンディションでの開催となった阪神競馬場で、春の中距離馬の最大目標となる大阪杯のスタートが迫ってきました。
先手を奪う馬が気になるレースなのでスタートから目が離せません。ゲートインは特に問題なく進んでいきレースがスタート。
スタートでキラーアビリティが外にヨレて外枠がゴチャついた感じのスタートになりました。前に行きたくて内に寄せたリカンカブールとキラーアビリティに挟まれたルージュエヴァイユ、それでエピファニーの進路がなくなり後ろに下がってしまいます。エピファニーが後方から、大外カテドラルも後方からの競馬になってしまいました。
ハナに行くのは内からスタニングローズ、外からベラジオオペラ、大外からリカンカブールも前に付けてきます、その内にはタスティエーラとジオグリフが並んでいます。
ローシャムパークは後方からの競馬になっています。
ハナを切ったのはスタニングローズ、二番手ベラジオオペラ、直後にタスティエーラ内で外にリカンカブール、ローシャムパークが向正面で押し上げて一気に二番手三番手くらいに付けてきました。ベラジオオペラと並ぶ位に押し上げたローシャムパーク、三番手を行きます。
各馬三コーナーから四コーナーに差し掛かります。
先頭はスタニングローズ、直後からベラジオオペラも外からローシャムパークが前に迫ってきます。阪神内回り2000mらしいロングスパート戦になりそうな予感。
最後の直線へ
先頭はスタニングローズ、直後からベラジオオペラ、外からローシャムパーク、直後にジオグリフも姿が見えます。
スタニングローズがここで一杯に、替わってベラジオオペラが先頭に立ちローシャムパークとの叩き合いに、内からルージュエヴァイユがいつの間にかベラジオオペラに並び掛けています。
ん？
抜け出したと思ったベラジオオペラの外にローシャムパーク、二頭で叩き合いと思ったのが内ラチ沿いからいつの間にかルージュエヴァイユがベラジオオペラに迫ってきていました。そして大外からジオグリフをかわして前の三頭に迫ってきたのはステラヴェローチェ、しかしステラヴェローチェは前三頭には届かなそう。
ベラジオオペラを真ん中に、内ルージュエヴァイユ、外ローシャムパーク、三頭でゴールに向かって叩き合い、そこでちょっとだけ前に抜け出したのはベラジオオペラでした。ローシャムパークやルージュエヴァイユの追撃を振り切って先頭でゴールしたのはベラジオオペラ。
今年の大阪杯はベラジオオペラの勝利で幕を閉じました。二着には内ルージュエヴァイユか外ローシャムパークか、「一応枠連でおさえ」なんておさえた1－7の枠連がなんとも惜しい感じの二着三着となったようでした。
うーん、なんかこう取捨を誤ったかなぁ。リカンカブールの複勝＆ワイドをルージュエヴァイユの複勝とワイドにしておけばよかったということか。
あと、ローシャムパークのように早目の捲り気味に仕掛けてくるのが同枠のミッキーゴージャスだと思っていたのもちょっと想定と違っていたよう、ローシャムパークが掛かったことで行かせようという鞍上の判断だったような感じがします。
プラダリアは掲示板争い止まりの六着、やっぱ阪神より京都なのかなぁという感じがしました。宝塚記念とかで改めて評価し直してみたい一頭だと思いました。
あとルージュエヴァイユの騎乗がお見事だった菅原（明）JK、多少個人的にはファンの贔屓目も入っていますがかなりの好騎乗でした。道中は後方から四番手五番手くらいの後ろでしっかり脚を溜めて、三コーナー付近ではラチ沿いのインに入れてイン突きを狙っています。これがハマらなかったら包まれて大敗もあった位置取りですが、前を行っていたタスティエーラなどが外に膨らんだことで進路が開けました。そこをすかさず突いて前に出てきます。スタートでゴチャついた以外には終始ロスのない騎乗で勝ったベラジオオペラと同タイム、二着ローシャムパークとハナ差の接戦で三着と穴をあけました。GI初勝利が見えた今回のレースでしたがあと一歩及ばず、残念でした。
来年に向けたメモとしては「前に付けないとノーチャンスなレース」「阪神内回り2000mコースは差し・追込みが決まらないので前に付ける先行力がないとダメ」というのは基本として間違っていなかったと思います。ただ、今日のルージュエヴァイユは去年のスターズオンアースと同様に四コーナーではかなり後ろ（スターズオンアースは四コーナー九番手、今年のルージュエヴァイユは四コーナー10番手）だったので、イン突きでこういうレースの立ち回りもあるんだなぁと改めて実感したレースとなりました。
