SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

今週の気になる2024:ヴィクトリアマイル、京王杯SC

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今週はヴィクトリアマイルで春の女王決定戦、前日土曜には安田記念前哨戦となる京王杯スプリングCが開催。先週のオープン特別大量開催と比べるとちょっと控えめな開催です。

平場では、日曜東京2R未勝利戦にビップチェイスが鞍上江田(照)JKで、東京5R未勝利戦にはロールオブアームズが鞍上杉原(誠)JKで、京都8R1勝クラスにはルールザウイングスが鞍上鮫島(良)JKでそれぞれ。
出走します
平場ではないのですが、土曜京都メインレースの都大路Sにリューベックが鞍上田口JKで出走予定、前走は不利もあってかあまりレースになっていなかったような印象、マイルは忙しかったことで一ハロンの距離延長で変わり身に期待しています。

ヴィクトリアマイル

海外帰りのナミュールと前哨戦阪神牝馬S勝ちのマスクトディーヴァが抜けたような感じのメンバーです。

どっちかを選ぶとなるとナミュールかなという感じがしています。
ナミュールは去年のマイルCSの勝ち馬で、その次走香港マイル三着、年明け初戦のドバイ遠征は二着と勝ちきれないところを見せましたが、前走ドバイ戦は1800mという距離がどうかという点があっただけに、僅差で負けたものの力は見せた内容だったと思います。
そう考えると国内戦に戻ればやはり中心視せざるを得ない存在に思えます。東京コースの実績は東京新聞杯二着があるのですが去年のヴィクトリアマイル七着、安田記念16着と大敗しているので東京コースどうなの?と思いましたが、いずれも挟まれたり、接触があっての不利が響いての着順で、決してコースが合わない訳ではなさそう。牝馬限定GIでマイル戦、東京コースならではの瞬発力勝負となればやはり実力上位な存在といえそうです。

一方のマスクトディーヴァは、前走の阪神牝馬Sが完勝と言って良い内容だったとおもいます。致命的な出遅れだった東京新聞杯は六着と着外でしたが前走は鞍上モレイラJKに乗り替わり、いままでと違った前目のポジションに付けるとあっさり抜け出して実績馬を一蹴、リバティアイランドに0.1秒差まで迫った実力はフロックじゃないことを証明して見せたレースだったように思えます。
ナミュール相手に好位でレースを進めることができるのはマスクトディーヴァの優位なポイントになりそうで、展開や枠順がカギを握るとみています。

今週は雨もなさそうで馬場が渋る心配もしなくて良さそう。パンパンの良馬場で力比べになりそうな感じがします。

そうなると、ウンブライルもヒモでは警戒しておきたい一頭です。
NHKマイルCはシャンパンカラーとタイム差なしの二着、東京マイル戦には既に実績を持っています。ただ東京新聞杯はマスクトディーヴァほどでなかったものの出遅れが響いてか九着と大敗してしまいました。それがマスクトディーヴァと同様に次走阪神牝馬Sではスタートも決めて上がりの脚もしっかり使って二着好走、上位二頭に割って入るとするとウンブライルじゃないかという感じはします。ただ、重賞未勝利で好走はいずれも二着に終わっていて、勝ち切るまではどうかなという所はあるのと、東京新聞杯の馬体重+22kgと大幅増、前走は馬体重-10kgと大幅減、と馬体重の変動が激しいタイプで、当日の馬体重が気になる一頭です。

東京コースへのコース替わりで見直してみたいのはハーパーです。今回は鞍上にテン乗り池添JKを配して、惑星の魅力十分な状況。東京コースは二戦のみですがクイーンC勝利があるし、オークスでもリバティアイランドの二着と好走実績があります。近二走がGI二戦とはいえ大敗で人気はそれほど集めなさそう。マイル戦はちょっと忙しい感じはしますが穴としては魅力的。

もう一頭穴で検討はスタニングローズです。
二冠馬スターズオンアースやナミュールを退けて秋華賞を勝利してから、すっかり勝てなくなっていますが、個人的に復活を祈っているローズバドの孫です。
去年は出遅れもあってか後方から進めて最後は伸びを欠く結果、強調出来る材料はそれほど多くないものの、ナミュールやスターズオンアースと同世代でこれらを退けたGI馬ということで復活を期待したくなってしまいます。ナミュールと直線叩き合いなんてしてくれたら嬉しいけど、前走みたいに逃げを打つのかどうかも含めて気になっています。
前走の大阪杯だけで言えば、逃げてロスなく進めて結果は着外だったものの八着の着順も含めてハーパーより見どころはあったと思います。距離でヒモ穴ということならスタニングローズも検討の余地がありそうな気がします。

他に穴だとルメールJK騎乗でも前走の大敗で人気が出なさそうなフィアスプライドとか1400mベストだけど前走で1600mに対応してきたテンハッピーローズ、去年五着も前残りの展開が必要になりそうなサウンドビバーチェあたり。どれも枠順が発表されてからじゃないと絞り込めないところがあって、なかなか予想は難しそうです。

京王杯スプリングC

安田記念の前哨戦のはずが、最近ここ勝利も安田記念不出走もちょいちょいある京王杯スプリングCです。
高松宮記念からの出走馬が秋に備えた休養前に使って勝ち切るというパターンがチラホラあって、タワーオブロンドンやダノンスマッシュといったスプリントGI覇者とか高松宮記念を二番人気で敗戦後のメイケイエールが勝利した2022年が印象的です。

今年高松宮記念からの出走馬はウインマーベルとトウシンマカオの二頭、どっちも気になる出走です。
特にウインマーベルはちょくちょく狙っていることもあって今回も狙ってみたいところですが、いかんせんアテにしづらい面はあって、スタートが近走で改善されてきたと思ったら、前走高松宮記念は後ろから行って伸びを欠くレース振り。ただ二走前の阪急杯を重馬場で制しているとはいえ元々渋った馬場はマイナスなところがあり良馬場でこそと言える一頭。良馬場開催必至ならここは勝ち負けしてきても不思議じゃないとみています。スタートがカギになりそう。

一方のトウシンマカオは高松宮記念ではウインマーベルを大きく上回る六着と勝負になっているのに加えて京阪杯連覇や今年のオーシャンSで重賞二連勝という実力馬ですが1400mはどうなのかという点でウインマーベルよりは多少割り引きが必要かもしれないと思っています。ただ人気が控えめに過小評価されたとしたら面白いのかも。

どちらも走ってみないと分からない要素を抱えているなかで、これ以外で気になっているのはダディーズビビッドです。
前走ダービー卿CT五着、掲示板止まりでしたが直線ではこの馬なりに伸びを見せました。元々1400mベストの馬で1600mはこなせるけど勝ち負けはなかなか難しい印象。前走から一ハロン距離短縮となるここなら去年三着の実績もあることですし勝負になるような感じがしています。ただ去年の京王杯SCと言う話だと、ウインマーベルが二着でしたし、勝ったレッドモンレーヴも出走してきます。パンパンの良馬場で去年三着だったダディーズビビッドの逆転の目があるかどうかはしっかり考えておきたいと思います。

穴じゃないような感じもするけど昇級初戦のリュミエールノワル、三連勝で一気にオープンクラスに昇格して初戦を迎えます。前走東京1400mの準オープンクラス勝ち時計が1:19.9秒と去年や一昨年の京王杯SCを上回る時計で相手強化となりますが気になっています。
前走がクビ差やハナ差で四頭が同タイムで競り合った接戦だったのであまり強い勝ち方じゃなかったことで意外と人気しないようなら狙えるところはあるかも。

あとはグランデマーレも気になっています。二走前に東京1400mオーロCを勝利、前走は大敗でしたが左回り東京コースへのコース替わりで改めて見直しておきたいかなという感じがしています。オーロCで負かしたグレイイングリーンはその次走阪神Cで四着に好走、勝ったウインマーベルに0.2秒差と肉薄していることから、前走大敗で人気を落としているならアリかもと考えています。