ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。
今日は新潟直千(新潟千直)について学んだのでおすそ分けを。
ほぼ備忘録です。
新潟の直線1000mの争い
よーいドンからのスピード勝負、それが新潟直線1000mのレース、通称「新潟直千」とも言われます。
スピード能力に溢れる馬が有利、と見せかけて、実は新潟直線1000mには各馬の能力把握より重要な要素があるのです。
枠の内外が重要
特に重要、最重要事項と言ってもいいのが、枠の内外です。
どの枠に入るかで勝負はかなり決まってくるとみていいといえます。
ではどの枠か、といえばもういうまでもなく、外枠であればあるほどよい、と言う傾向があります。つまり8枠最有力、7枠が有利、そこから徐々に6枠⇒5枠と内に入るにつれて成績が下がっていく傾向があります。
つまり、能力云々の前に、まず外枠から馬を順にみて、どんな馬が入っているかを確認、その中で一番勝利に近い馬はどれかという検討をしてみるといいかもしれません。
内枠は全く勝てないというわけではないのですが、やはり内と外では馬場の良し悪しが圧倒的に違います。スタートからゴールまで踏み荒らされていない芝を走ることができる外枠が距離のロスもなく走れる点において、
「圧倒的な外枠有利」
という傾向は頭に入れておく必要があります。
この傾向は雨などで重馬場や不良馬場になったときにはより顕著になりますので、天候が悪化した際にはより一層外枠を重点的におさえておくことがポイントになります。
ただ、こないだのアイビスSDはこだわり過ぎて失敗でした。
直千で内枠での好走実績は黙って買い
前走や前々走、または過去に内枠で新潟直千での好走実績(特に二着・三着)がある馬が外枠に入ったら、積極的に狙っていきたい好走パターンですね。
前述のように内枠はただでさえ不利なはずですが、そこで好走実績を出したということはかなり評価していいことになります。人気薄の好走や格下馬が格上挑戦で好走した場合、割とフロック視されて次走はあまり人気にならないケースがありますが、こういう場合穴パターンだといえます。
狙って面白い馬が穴である場合、高配当も意識できるといえます。ワイドや三連複の流しなんかがいいんじゃないでしょうか。
これでこないだのアイビスSDはレッドラウダを本命にしたのですが、うーんうまいこといかんもんです。
得意なジョッキーが居る
新潟直千で強いジョッキーもいます。
一番ピンとくるのが去年も穴をあけた西田JKじゃないでしょうか。次点で村田JKです。
あとデムーロJKが出走してきたらもう本命か穴かは関係なく黙って買いですね。こないだのアイビスSDはラブカンプー騎乗で二着、さすがです。
※2023年追記:現状は菅原(明)JKや鮫島(駿)JK、あと外枠に入ったときの杉原JKや藤田(菜)JKなんかが好印象なイメージです。あとヒモ穴で津村JKとか。
アメリカ血統の○外のスピード馬
アメリカ血統は今も昔もコテコテのスピード馬です。ガッとスピードにものを言わせて走り切るレースが得意です。
新潟直千のレースにはこの走りがぴったりくるのか、割と好走する傾向はあります。
近年の○外(外国産馬、その中でも特にアメリカの血統)は90年代ほど圧倒的な力を見せるわけではありませんが、それでもスピードが要求されるレースではやはりそのスピード能力を見せつけています。
新潟直千でもこのスピード能力がピタッとハマるケースがありそうです。