SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

今週の気になる2024:フェブラリーS、ダイヤモンドS

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今週はGIフェブラリーSの開催に加えて、土曜はダイヤモンドSに京都牝馬S、日曜はフェブラリーSの裏開催で小倉大賞典と重賞四鞍。

その中で、フェブラリーSとダイヤモンドSの二鞍で気になる馬を。

平場では、日曜東京6R1勝クラスに元POG馬である良血馬テンペストが鞍上ルメールJKで出走予定、同日小倉最終となる12R1勝クラスにはルールザウイングスが鞍上富田JKで出走予定と二鞍の出走。
ルールザウイングスは地方転出から中央再転入となったものの、1勝クラスを二戦連続10着、なかなか厳しいですがなんとか見どころを作ってほしいと思います。
テンペストはシーザリオラストクロップということで注目を集めましたが初勝利後の休養から半年ぶりの実戦、成長した姿を観るのが楽しみです。

フェブラリーS

これでラストGIとなる陣営最後の仕上げも気になるレースです。

人気になりそうな実績馬としては、やはりチャンピオンズCと東京大賞典の二走という中距離で実績を見せてきたウィルソンテソーロ、ドゥラエレーデの二頭に加えて、東海S勝ち馬が回避で二着だったオメガギネスが有力どころに浮上、さらに去年レモンポップに迫って二着のレッドルゼルに、JBCクラシックの勝ち馬キングズソード、初ダートとなる芝の有力馬ガイアフォースとシャンパンカラー、さらに未勝利戦で二走して以来のダート挑戦となるカラテあたりがダート馬に挑むというなかなかに難しそうな出走メンバーになっています。

個人的に予想で取捨が気になっているのはタガノビューティーです。
前走大敗も巻き返しあるかと思われる感じがあるのは、去年の武蔵野S二着好走、同じ東京ダート1600m重賞である武蔵野S好走馬がフェブラリーSで好走するのは去年のレモンポップと同様、タガノビューティーもレモンポップと同じ二走前武蔵野S二着から根岸Sをステップに出走(とはいえ着順は全然違うけど)となっています。
元々東京ダートの短いところは得意な条件ですし、穴としては魅力じゃないかと。

同じ理由からレッドルゼルも気になる一頭です。
一昨年の本命馬で複勝圏外かと思えば、去年は切ったことで二着好走と予想と噛み合わないレッドルゼル。とはいえ去年のフェブラリーS二着に武蔵野Sは三着と東京ダート1600mには確実に走ってくるようになっています。展開の助けが必要なタイプだと思うので、ペースが重要になってきそうな気がします。
ハナに行くだろうドンフランキーや前走同様逃げるかもしれないウィルソンテソーロ、番手で運びそうなオメガギネスとかドゥラエレーデあたりに加えて、砂を被りたくない芝馬のシャンパンカラーなりカラテなりガイアフォースなりが前に絡んでくるとハイペースになる可能性もありそうです。そうなればレッドルゼルの出番かも。
やっぱり1600mのGIで結果を出すには展開の流れとレッドルゼル自身の我慢が要求されます。たぶん1600mちょっと長いんですよね。

ウィルソンテソーロとドゥラエレーデも気になっています。
二頭とも東京大賞典で好結果をもたらしてくれた二頭、予想した上位三頭で決着となった東京大賞典は嬉しい的中を運んでくれました。勝ったウシュバテソーロには敵わなかったとは言え、チャンピオンズCとは対照的な逃げでレースを終始引っ張ったウィルソンテソーロが作り出した流れに乗ったドゥラエレーデ、二頭ともチャンピオンズCと同じ順位でのゴールとなりました。力上位なのは間違いないと思います。
ウィルソンテソーロは大舞台のチャンピオンズCで末脚を発揮しので追い込みのイメージが付いてしまいましたが、前走の前で立ち回るのが本来の姿(のはず)です。とはいえ穴をあけた意外性を見せたチャンピオンズCで末脚勝負もできることが分かったことから、今回はなかなか乗り方が難しいんじゃないかと。ただ主戦の原JKが落馬負傷のため松山JKに乗り替わり、ちょっと割り引きなのかも。

ダイヤモンドS

東京芝3400mの長距離重賞。二年前に圧勝したテーオーロイヤルが再び出走してきます。
結果が出ないレースが続いていましたが前走のステイヤーズSで二着を確保し復活気配、一昨年勝利したこの重賞で復活を遂げ本番を狙って行きたいところです。

とはいえ、なかなかこの先に期待が持てそうなタイプも出走してきます。

牝馬のサリエラは目黒記念三着も勝ったヒートオンビートに0.1秒差という僅差、いきなり距離をグンと伸ばしてきました。良血開花の場所がこのダイヤモンドSになるのかも。

ニシノレヴナントは昇級初戦となるのですが、距離を延ばして開花してきた戦歴からもここを勝ち切って本番天皇賞(春)を狙いたいところです。スプリンターの父からステイヤーのニシノレヴナントが生まれるというのはなんとも競馬とは面白いものだと感じさせられます。

あと去年の二着馬ヒュミドールとか、東京コースの長丁場に実績のあるハーツイストワールなど、少頭数ながら見応えある3400mになりそうです。予想が難しそう。