SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

2024年POG馬を決めました

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POG馬の2024年指名を10頭に絞り込んで決定した結果です。
今年は牡馬にある程度振った指名をすることになってしまいました。牝馬の方がいい(レベルが高い)傾向が近年続いていますので、牝馬重視の方がいい気もするのですが。

前年の復習

恒例の前年の成績。
毎年オープンクラスに一頭か二頭は昇格して重賞挑戦、割と一頭はオークスやダービーなどクラシック出走まではいくのですが、今年はまったく…。一頭が未勝利戦を勝ち上がっただけという結果に終わってしまいました。

当然ながら過去最低となる順位、こういう状況だったのでやむなし。

netkeiba.comでは「56,958位 / 64,097人中」

一方のJRA-VANのPOGでは、

「82,150 位 / 参加者数:100,486人」

前年はサッパリでしたので巻き返していきたいところです。

選択基準

今年も去年と同じく好きな血統を中心にしました。あまり新しい血統を見る余裕がなかったのもあって、既存の(実績は出ていないけど)牝系を中心です。

POG馬はデビューしてくれないとまずは楽しめないこともあって、考え中の中から厩舎が決まっていたり、入厩情報が既にある馬を優先して選ぶことにしました。入厩しないまま情報が途絶えるケースもあるので、まずは入厩しレースに使ってもらえそうな馬を選んで楽しめるようにしたいという考え方です。

指名牡馬×七頭

牡馬の指名が七頭になってしまいました。今年は好きな血統に牡馬が多くて選ぶのに苦労しました。

オブラマエストラ(牡)

 父:レイデオロ
 母:ブエナビスタ(母父:スペシャルウィーク)

ロードカナロア産駒が二頭続いて、今年の新馬は同じキングカメハメハ産駒だけど新種牡馬レイデオロになりました。
来年はドレフォン産駒とガラッと系統が変わるので、変わり目があるとしたら来年のような気もしますが、ブエナビスタ産駒は毎回一位指名が恒例なので今年も。

ジェゼロ(牡)

 父:サートゥルナーリア
 母:ラルケット(母父:ファルブラヴ)

ロードカナロア産駒の三番仔ステルヴィオがかなりインパクトを残したラルケットの産駒です。
三歳マイルCS勝利が印象的なステルヴィオですが、二歳戦から二連勝、サウジアラビアRCと朝日杯FSと連続二着でPOG馬としてはかなり魅力的な成績を残しました。クラシックはちょっと距離の壁に泣いた格好ですが、父がサートゥルナーリアに替わってこの辺の距離の融通も利いてくる可能性を感じます。

レイニング(牡)

 父:サートゥルナーリア
 母:クルミナル(母父:ディープインパクト)

POG馬だったイルミナルの半弟で、既にククナやアライバルなどが活躍している血統なのですが、母が桜花賞二着にオークス三着とあと一歩届かず二勝馬で引退したのと同様に、ククナもアライバルも重賞は二着を複数回取るも勝利が遠い状況です。ポテンシャルは秘めている血統だと思っていますので、化ける産駒がサートゥルナーリア産駒だったら良いなぁと思いながらの指名です。

メルキオル(牡)

 父:ナダル
 母:サングレアル(母父:ゼンノロブロイ)

最近新種牡馬がブレイクするケースが多いように感じていて、ドレフォン、ブリックスアンドモルタル、スワーヴリチャード、(厳密には該当しないけど)パレスマリス(※)など、いままで日本競馬に馴染みのなかった血統のブレイクが印象的です。芝とダートの両方に可能性がある米血統でなので意外性への期待をしています。
(※)パレスマリス産駒は現状○外か持ち込み馬ですが2024年から日本で種牡馬として繁養されています。

ヴァルチャースター(牡)

 父:サートゥルナーリア
 母:ハープスター(母父:ディープインパクト)

毎年検討していたけどやっぱり指名を見送ろうとなっていたハープスターの産駒です。今年はサートゥルナーリアで俄然優先順位が上がりました。
同じ牝系でハープスター半姉の孫マックスキュー(母イストワールファム)と二択になりましたが、やはり派手な現役生活でファンも多いハープスターの産駒でサートゥルナーリアが父という点でコチラを選んだ感じです。

アロヒアリイ(牡)

 父:ドゥラメンテ
 母:エスポワール(母父:オルフェーヴル)

エスポワールはサートゥルナーリアと同世代の牝馬で同じ角居厩舎所属のPOG指名馬という一頭です。二戦目ですんなり初勝利を挙げてクラシックには間に合いませんでしたがじっくり成長し重賞で勝ち負けするまでになってくれました。
そのエスポワールの初仔です。重賞勝利にはあと一歩届かずだった母の分まで産駒に期待したくなってきます。

アルレッキーノ(牡)

 父:ブリックスアンドモルタル
 母:チェッキーノ(母父:キングカメハメハ)

チェッキーノがフローラSで見せた鬼脚は確実に産駒に受継がれていて、ノッキングポイント、チェルヴィニアと輩出した産駒が二頭とも重賞制覇、POG指名ではかなり人気しそうな血統です。
ブリックスアンドモルタルという種牡馬のチョイスがかなり期待値が上がっています。本線は来年のエピファネイア産駒かもだけど。

指名馬牝馬×三頭

牝馬はいつもより少なめの三頭の指名。世代では牝馬が優位ということが近年続いているので、牝馬の方に指名を多くするというほうが確率としては良さそうと思いつつ、三頭という控えめな指名数に。

インユアアイズ(牝)

 父:ロードカナロア
 母:プリメラビスタ(母父:オルフェーヴル)

ビワハイジのラストクロップとなるプリメラビスタの産駒。
母自身は地方転厩後二勝を挙げ、中央再転入も勝利に手が届かず引退となりました。全兄は見所があったもののケガで引退、兄の分まで活躍に期待したい一頭です。

ラブリーガール(牝)

 父:サートゥルナーリア
 母:カラレイア(母父:エンパイアメーカー)

ベッラレイアの孫世代にサートゥルナーリア産駒が誕生したという別の角度から好きな馬の血統になった一頭です。
近親のベッラノーヴァが引退して一族期待の繁殖となりますが、この馬にも負けずに活躍を期待しています。兄弟だけでなく一族全体に言えることですが、デビューに漕ぎ着けてくれるものの、一勝が遠い。

サリーチェ(牝)

 父:ドゥラメンテ
 母:サロミナ(母父:Lomitas)

既にゲート試験も合格してデビューに向けてスタンバイ十分な状況の良血馬です。
晩成だったディープインパクト産駒のサラキア、二歳戦から圧倒的な力を見せたハーツクライ産駒のサリオス、重賞は勝ち切れていないけど古馬になって長丁場に打って出たサリエラと、兄弟が走りまくっている血統です。デビュー出来れば走ってくるのはまず間違いないのですが、割と古馬になってから大成するイメージです。サリオスのように二歳戦から走ってくるのは例外的、とはいえドゥラメンテで傾向が変わってきそうな印象はあって期待できそうな感じもします。