ここは堅い。予想上位三頭だけでもいいかと思いました。阪神大賞典は例年堅いレースですから、点数を絞って手堅く狙っていきたいですね。
予想:
◎8番:クリンチャー
○7番:レインボーライン
▲6番:サトノクロニクル
△10番:アルバート
馬券は:
単勝:8番:クリンチャー
馬連:7-8、6-8
馬単:8-7
ワイド:7-10
三連複:ボックス
6、7、8、10
三連単:8-7-6、8-7-10、8-6-10
考えたこと:
本命は世間と同じくクリンチャー。
休養明け京都記念を快勝し、叩き二走目で挑むここは天皇賞春に向けての試金石ともいえる一戦です。ここで恥ずかしい競馬はできないだろうと思えます。菊花賞はあの馬場で特殊な競馬だったとはいえ二着と長距離実績もありますし、近年の長距離戦に要求される中距離馬のスピードも前走の京都記念で実証済み、死角なしと見てよさそうに思えます。
対抗はレインボーライン。
実績通りに考えるとアルバートとレインボーラインが次点となりますが、やはり菊花賞実績。サトノダイヤモンドに次ぐ二着となった菊花賞を評価したいところです。去年の天皇賞秋も三着とまあまあ走っていますし、ここは一発はないにしても連下で有力候補と見ています。
三番手評価はサトノクロニクル。
普通ならここはアルバート、と言いたいところですが、敢えてサトノクロニクル。菊花賞はこの馬に向かない馬場だったとしてもチャレンジカップ勝利やセントライト記念三着といった中距離の重賞実績を考慮して、完全なステイヤーのアルバートより評価を上げた感じです。
メンバーを見渡しても前半はそれほど早くならなさそうなので、上がりの競馬になるんじゃないかと踏んで、それであれば中距離戦で通用するスピードを備えたサトノクロニクルをアルバートより上位に取りました。
四番手評価としてアルバート。
もう完全に人気サイドの四頭で、となっていますがこのメンバーでは無理な穴狙いもできず仕方ないか、と。
休養明けですが、ステイヤーズステークスの三連覇の実績が物語るように、マラソンレースは大得意なアルバート。ですが、意外と断然人気して取りこぼす長距離戦も多く、今一つ全幅の信頼を置けないところがポイント。
このレースの印象だけで言えば連下というより三着固定のようなイメージです。意外なことに阪神大賞典に出走するのは初となり、ここもまた難しいところです。
なんとも不気味なのがムイトオブリガード。
500万下勝利直後の1000万下の身ながら、阪神大賞典に挑戦という不思議なローテ。しかも三走前まではダート中距離を中心に走っていて頭打ち感がでたところで芝のレースに転戦。前走で芝の長距離適性は感じますが、いかんせん相手が悪すぎるように思えます。ただ、不可解なのは意外な穴人気、何か勝算があってのことなんでしょうか…なんとも不気味。