SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

競馬雑学:混戦は人気馬を狙っていい

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ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。

今日はたまたま前週に連続した混戦模様となったレースの話です。ほぼ私見です。

混戦のレースは人気馬

知っている人は知っている話ですが、「混戦模様のレースは人気馬中心でいい」という格言っぽい話があります。
先週はGI皐月賞を始めとして、裏の福島メインレースや前日の重賞アーリントンCなど、人気が割れて混戦模様のレースが続きました。あれもこれもと目移りして予想も難しくなりがちです。
概ね単勝10倍を切る上位人気馬が四頭や五頭になったとき、混戦模様と判断されることが多いです。ちなみに2023年皐月賞は単勝10倍を切る有力馬が六頭でした。

こういう混戦模様のとき、どう考えて予想しようかという一助となるような内容を書いてみます。

レース視点で見たとき

混戦の時はどの馬が勝ってもおかしくないというメンバーであることが多いといえます。それがオッズに反映されてレースが混戦模様となっています。
このとき、一頭や二頭だけの有力馬のレース運びをマークするだけでは足りないので、必然的にマークは分散します。またマークするべき有力馬が多すぎて自分の競馬に徹するケースもありそうです。

こうなると、必然的に総合力がものをいうレース結果となり、総合的に能力が高い(もしくは強烈な武器が一つある)と目された人気サイドの有力馬がすんなり勝ちを収めるということが傾向としてあると言われています。

逆に単勝1倍台のように抜けた人気馬がいるレースでは、「あの馬には敵わないだろう」と考えて着狙いをするか、「あの馬さえ出し抜けば勝てる」と考えて徹底的に人気馬をマークすることで人気馬を二着に負かして単穴一発、という結果もあります。一方でレースが波乱の結果で終わるときにこの人気馬が沈んでしまうケースもあります。反面、強い馬が強いレースをやり切ってあっさりと勝利するケースもあります。

人気が一頭や二頭に集まっている状態だと、他馬からマークされることで有力馬の進路がなくなるように立ち回る馬の存在もありますが、混戦模様のレースでは人気馬全てをこのようにマークすることはできないことで、各々が自分の力で勝負して展開のアヤが発生しづらくなるという側面があります。

オッズや馬券予想の視点で見たとき

強い馬は勝つ可能性が高い、これは馬券を検討するときには一番最初に考えることだと思います。
「強い」を判別する要素としては、前走強いメンバーと互角に戦った、とか元々ビッグレースを制していた馬だとか、その馬の得意なレース条件に出走する、といった「これなら勝てる」を見出された馬になります。当然オッズも多数決で「これなら勝てる」という意見の集約により低オッズになります。

しかし、その「これなら勝てる」と思う意見がばらけた場合、単勝10倍を切るオッズの有力馬が四頭、五頭と増えていくことになります。こうなると混戦模様です。

意外と、こういう混戦模様になった場合、オッズが割れているので人気馬だけで予想を固めたとしてもある程度の配当になることが多いです。人気馬が人気を被っているときにヒモ穴を探すのは別の視点が必要なので一苦労ですが、混戦模様のときは強いと思う馬を上から並べてボックスしちゃったとしてもトリガミにならないこともあって案外と人気の上から順に狙ってもプラスになることも。

このとき、予想はどのようにやっているかというと、人気馬の中で展開とか馬場のプラス要素が多い馬を狙っていくという方法になります。人気馬並べて加点方式で評価していく感じです。

実力伯仲の混戦レースは好レース

競馬は「強い馬が強いレースで魅せる」ということもありますが、「実力伯仲のメンバー同士がしのぎを削った叩き合い」がレースとして名勝負に挙げられることもあります。

混戦模様のレースは何が出るか分からないということもあって、レース内容を純粋に楽しめるのが魅力です。ただ、選んだ予想馬が直線で姿も見えないとかだと、どっちにしろ盛り上がりませんが。