SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

今週の気になる2023:フローラS、マイラーズC、福島牝馬S

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今週はオークス前哨戦フローラS、もうオークスに向けた戦いが始まってきます。
そういえば三年ぶりの京都開催が今週からスタート、マイラーズCが2020年以来の京都開催です。

平場では、土曜福島3R未勝利戦にラストグリンが鞍上小林(凌)JKで、東京8R2勝クラスにはベッラノーヴァが鞍上戸崎JKで、京都6R1勝クラスにはレッドベルアームが鞍上岩田(望)JKで出走予定、日曜には東京4R未勝利戦にテンペストが鞍上レーンJKで出走予定と、いろいろ楽しみな週。
ラストグリンは既走馬相手となりますが初出走を迎えます。気になる初戦の走り。
ベッラノーヴァはこのクラスの昇級初戦が良かったもののその後は今一つ、とはいえこのメンバーなら上位争いはできそう。レッドベルアームはソロソロ1勝クラスを突破してもと思う成績ですが、ちょっと強そうなライバルが二頭ほど目につきます。
この中では一番確勝級といえそうなのが日曜のテンペストの出走かなと思います。前走も上がり三ハロンメンバー中最速の脚で一気に追い込んで来てアタマ差の惜敗、次こそはと思える内容でした。ここで初勝利を期待したいところです。

フローラS

これといって中心になりそうな馬が見当たらず、混戦模様に思える今年のフローラSは飛び抜けて高配当というよりは、ホドホドの人気馬同士で決まって混戦だからオッズは高め、という感じがしてきます。

割とキャリア浅い馬もキャリアがある馬も、重賞実績がある馬も五分五分に思えます。
その中でも個人的にこれだと思うのがイングランドアイズ、前走クイーンC四着からの巻き返しで重賞制覇がありそう。
新馬戦では勝利したハーパーにクイーンCでは0.1秒差四着と巻き返されたのですが、見せ場は十分ありました。ただ前走で東京コースは大丈夫そうだし、ここもアタマで狙えそうな感じがします。
ただ、父キングマンってシュネルマイスターのイメージがあって、あまり長いところのイメージはないことで、人気もほどほどに収まってくれないかなぁと思っています。

ただ、他にも有望な有力馬は多数、クイーンオブソウルも注目されそうです。
エルフィンSとアネモネSというリステッド競走を二戦して掲示板、新馬戦の圧勝から一転オープンクラスではちょっと足りない感じもありました。ただ、新馬戦のようにスタートを決めてある程度ポジションを取れれば坂のある中山コースで新馬戦で見せた粘り腰が活きてきそうな気がします。

一戦一勝馬も目につく出走メンバー、その中でも気になっているのはドゥムーランです。
2000mの中山コースで既走馬相手のデビュー戦、スローで瞬発力勝負のような流れになった道中は早目のスパート開始から上がり三ハロンメンバー中最速の脚を繰り出して一気に差し切り勝ち、長いところ向きのサトノダイヤモンド産駒という印象があるのでここで権利を取れば本番でも期待できそうなタイプだと思います。

他にもスワーヴリチャード全妹バロッサヴァレーとか、新馬戦の瞬発力が魅力的なピクシレーションとかまだ良化の余地がありそうなティファニードンナあたりも気になる存在です。徐々に絞り込んで行こうと思います。

マイラーズC

芝を全面張り替えたというニュースが気になる京都競馬場のリニューアル後初開催、マイル戦のマイラーズC、馬場の傾向は掴みづらいので土曜日のレースを参考にして日曜のこのレースを考えるとして、ひとまず実力順に検討していくことになるかなと思います。

やはりメンバー中で目につくのは四歳世代のジャスティンスカイとキングエルメスの二頭、この世代が強いということもあり気になる存在です。
ジャスティンスカイは三連勝で前走昇級初戦の洛陽Sを勝利、マイルの距離を中心にレースを使う用になってから成績も安定していて目につく一頭です。今話題のキタサンブラック産駒というのも気になる要因となっています。四連勝で重賞初制覇があっても良さそうな一頭、成績は東京コースの勝ち鞍が多いのですが前走阪神マイル戦を勝利しているように右回りも大丈夫、ここは狙い目のように思えます。

キングエルメスは京王杯2歳Sを勝利する重賞馬、昨年は海外にも遠征してレースを経験しました。帰国後三戦目でオープン特別を勝利、持ち味が活きたレースだったと思います。リニューアルオープンの京都競馬場は当然のように開幕週なので、前残りの展開ならハナを切るまでありそうなキングエルメスも怖い存在です。

迎え撃つ五歳世代も四歳馬に負けず劣らず。まずはGI馬シュネルマイスターです。
NHKマイルCやマイルCSでグランアレグリアの二着となった三歳のときからはちょっと物足りない成績となった去年の走り、安田記念こそ二着でしたが他はいいとこ掲示板が精一杯でした。年明け初戦の中山記念も四着に終わっており一時期ほどの走りは見られないかもしれませんがGI馬の意地を見ることができるかも。

一方同じ五歳世代でもソウルラッシュは去年のマイラーズCの勝ち馬、今年初戦ですが昨秋は前哨戦富士S二着からのマイルCSで勝ち馬から0.3秒差四着と健闘しました。阪神1600mから京都1600mへのコース替わりがどう影響するか(それとも影響しないか)が気になる一頭です。

福島牝馬S

とかく荒れる要素が多いレースで、去年も一番人気アブレイズが着外だけでなく二番人気ルビーカサブランカも掲示板が精一杯と人気上位二頭が飛んだレースでした。
去年二着好走のクリノプレミアムは去年と同様のローテでここ出走、人気はある程度集めそうですが一本被りにはならないかなという感じがします。
ただ、クリノプレミアムよりは中山牝馬Sで先着したストーリアのほうが良さそうな感じも。格上挑戦で重賞二着は軽ハンデを利した好走にも思えますが、クリノプレミアムに0.5秒差を付けていることを考えると斤量がイーブンになっただけならまだストーリアでも良いかなと思えてきます。

荒れる要素が多いので枠順が出てから改めて考えたいレースです。