今週はサマーマイル開幕戦中京記念、函館2歳Sの重賞二戦。加えて日曜は福島テレビオープンとメインレース三戦。
土曜は準オープンクラスのレースが二鞍と中京2歳Sが開催。この時期の2歳オープンクラスのレースはなかなか予想が難しいですね。どこまで手を拡げるか考え物です。
平場では、土曜中京10R長久手特別に注目馬三頭出し、エルプシャフト＆カフジバンガード＆ロッテンマイヤーの三頭が出走します。
同日中京12Rはコロナシオンも出走。
オープン特別でも日曜福島11R福島テレビオープンにレーヴミストラルが出走、といった具合に賑やかしい出走週となりました。
でも、福島テレビオープンはタイセイサミットやテオドール、ゲッカコウ、うーんなかなかメンバーが揃ってレーヴミストラルには厳しいレースになりそうです。
中京記念
上がりの速い競馬に対応できる馬の追い込みが決まりがちな中京記念。
今年も追い込み馬の台頭があるか気になるところです。
速い上がりに対応できる脚といえば、グレーターロンドンです。
京王杯SCは最後の直線へ入るまでは最後方待機、直線に入ってからは他馬に包まれる大きなロス、大きな壁を持ち出して追い込んで、最終的には勝ち馬から0.1秒差の四着まで追い上げました。改めて能力の高さを見せてくれましたが、ディセンバーSもダービー卿CTも人気して似たようなロスの多い競馬が続いているところが何とも言えないところですね。強いんだけどなんかうまくレースできないという感じを受けます。
中京記念と言えば、去年勝ったウインガニオンも忘れちゃいけない一頭ですね。去年はオープン特別二連勝でここ挑戦し三連勝で重賞初制覇を飾った舞台。今年はどうでしょうか。二戦連続七着というのはなんだか不気味に映りますね。しかも七着と言っても勝ち馬からそれほど離されていないレースもあります。去年勝った舞台で夏の復活となるでしょうか。
あとは休養明けだけどロジクライ、既にオープンクラスで勝ちを挙げている馬ですし、実力はあります。
そしてスマートオーディン、休養明けのエプソムカップはスタートからハナを切って逃げるようなレースになってしまいましたが、馬体重＋14キロに展開に足下は重馬場とどれも自分に合わないようなレースになってしまった感があります。自分のレースができるようであればこれは有力候補の一角として浮上してきてもおかしくない実力馬と言えます。
急上昇中のロワアブソリューも気になる一頭ですね。フリーウェイSでは後方から馬場の真ん中をうまく馬群を捌いて抜け出してきました。準オープンクラスで燻っていた感がありますが二走前・三走前くらいから急によくなってきたように思えます。ここで連勝して上がり馬となるんでしょうか。あまり人気にもならないだろうから、穴で狙ってみるのも面白いかもですね。
函館2歳S
2歳馬にとって最初の重賞となる函館2歳S
例年スピードにものを言わせて勝ち切る馬が多い印象で、スピード能力順に評価しておきたいところです。
去年はきれいに的中できて高配当に出会えたゲンのいいレースですから、今年も的中したいなぁ。
とはいえ、毎年そうですが、新馬勝ち直後の一戦一勝馬が多くて「あー分からん」と予想が雑になりがち。
まずはナンヨーイザヨイですかね。新馬戦はなかなかの好メンバー、実際三着馬デンバーテソーロや四着馬カルリーノはこの新馬戦で負けた後に未勝利戦をすんなり勝利（デンバーテソーロはカルリーノに負けて二着が一回挟んでいますが）しています。下位の馬たちも次走の未勝利戦では掲示板くらいには好走していることから、この新馬戦は割とレベルが高かったように思えます。デンバーテソーロは出走しませんがカルリーノは特別登録がありますね。出走してくるかもしれません。
後は二着に0.4秒差で新馬戦を快勝したアスターペガサス、ダート戦でしたけど逃げて二着に四馬身差、タイム差は0.7秒差という圧勝だったホールドユアハンド、函館と言えば池添JKということで騎乗馬のスズカカナロアといったところは要チェックしておきたいところですね。
去年はなんか出来過ぎなくらいの的中でしたけど、今年はどうなかぁ…やっぱ自信は持てません。なにせどの馬も一戦しかしてませんからね。
