ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。
今日は今週末開催の若葉Sについての話、今年の特別登録を見ると、例年よりメンバーが豪華なんです。
若葉Sは皐月賞トライアル
90年代は番組の編成から皐月賞の最良ステップと呼ばれたこともある若葉S。今年はちょっと気になるメンバーが多数出走してきます。
その前に過去の若葉Sの話をちょっとしてみましょう。
90年代に入ってトウカイテイオーがここを勝利して春二冠に輝いたり、ビワハヤヒデがここを勝利して本番皐月賞でも勝ち負け、さらにジェニュインが1勝クラス勝利直後にここを勝利してそのまま皐月賞を戴冠と二年に一回皐月賞馬を生み出すステップレースとして有名になりました。
この時代は本番と同じ中山2000mでの開催だったことに加えて、各トライアルと比較して皐月賞へのレース間隔がちょうど良かったのが若葉Sだったとか、皐月賞前の一叩きとして弥生賞やスプリングSに比較してレースを使った消耗が少ないのが若葉Sだとか、という説がいくつかあって、若葉Sの勝ち馬が皐月賞に直結することも多々あったのですが、開催が中山2000mから阪神2000mになりなかなか本番直結とはいかなくなり現在に至ります。
ただ、それでも2003年アドマイヤグルーヴや2004年ハーツクライといった未来のGI馬を輩出していたり、2007年にはヴィクトリーが久々にここ勝利から皐月賞を連勝したり、2012年ワールドエースや2019年ヴェロックスがここ勝利から皐月賞二着と本番でも結果を出しています。
かつてのように皐月賞へ直結するトライアルという色は多少薄くなっているものの、皐月賞への重要ステップであることには変わりないレースとして現在も開催されています。
ジョバンニが二着だったホープフルS=多士済々
そんな今年の若葉Sですが、まず真っ先にジョバンニの名前が挙がります。
ホープフルS二着馬で、勝ち馬クロワデュノールは皐月賞直行、現時点で最有力候補となっています。それに次ぐ二着だったジョバンニの評価も高く、ここでは圧倒的な一番人気だろうと予想されます。
と、言うのも先週ホープフルS大敗から年明け初戦でスプリングSを制したピコチャンブラックをはじめとして、遡っていくと弥生賞ディープインパクト記念を制したのはホープフルS三着馬ファウストラーゼン、弥生賞大敗だけど1月に若駒Sを勝利したのがジュタ、ホープフルSは11着大敗だったマスカレードボールは2月の共同通信杯を制しています。大敗した馬でも上位人気に推されて素質が認められていた馬から年明けに活躍馬が続々出ているというのが2024年のホープフルSの特徴となっています。
余談ですが、ホープフルS九着デルアヴァーが年明け初戦に1勝クラスに出走、惜しくも0.1秒差でミッキーゴールドに敗戦、そのミッキーゴールドが次走若駒Sでジュタに0.1秒差で敗戦し二着、ジュタは前述のようにホープフルS四着だったのでデルアヴァーとジュタの序列の真ん中にミッキーゴールドがちょうど入る感じになります。モノサシとしてもホープフルSの結果は使えるレース結果でした。
そしてこのデルアヴァーとミッキーゴールドも揃って若葉Sに出走してきます。
調べてみたら紅一点の出走となったホープフルSで八着のレーヴドロペラは今週末のフラワーCに出走の予定となっています。ここからオークスに向かうかなぁという感じ。エフフォーリアの全妹という良血馬ジョスランとかセントポーリア賞二着のミッキーマドンナが人気しそうですが、それならレーヴドロペラにもチャンスがありそうな感じがします。
今年の特別登録メンバーはなかなかかも
ジョバンニをはじめとするホープフルSの各馬以外にも二勝馬が二頭、タイセイリコルドとミッキーゴールドの二頭が出走します。
ミッキーゴールドは前述のように年明け初戦でデルアヴァーを1勝クラスの中京2000mで下して続く昇級初戦若駒Sではジュタに0.1秒差二着と肉薄、今回も前走から引き続きルメートルJKで皐月賞への切符を狙います。
タイセイリコルドはあすなろ賞からの出走、あすなろ賞はファルコニアとかエポカドーロが有名なところで、ここを勝った後スプリングS出走が定番なのですがタイセイリコルドは一週遅いこの若葉Sを選択してきました。京成杯で大敗したことでスプリングSを避けた格好なのかなと思いますが、京成杯がなんとも言えないレース内容(らしくなく果敢にハナを競っていって四コーナーで早々にバテる)だったので、自分のレースを取り戻した前走あすなろ賞は勝っただけでなく、内容もなかなか良かったように思えました。ただ近走に走の馬体重が大幅な増減をしていて、二走前が+16キロと大幅増、成長分だったのかと思ったら前走あすなろ賞が馬体重-20キロと大幅減だったのでなんだかよく分からない感じ。当日の馬体重にも注目したい感じがします。
あと、つばき賞の上位馬二着ローランドバローズとダイシンラーが出走してくるのですが、このつばき賞の勝ち馬パラディレーヌがレーヴドロペラと同じフラワーCに出走し人気しそうです。フラワーCと絡めてローランドバローズとダイシンラーにも注目してみるのも面白いかもしれません。
若葉S、好レースを期待
今年はジョバンニをはじめとしたホープフルSを走った馬たちの再戦となるだけでなく、改めに別路線で二勝馬が二頭加わってくる皐月賞トライアル、ダートから転戦して結果を残すローランドバローズなんかも含めて、面白いメンバーとなっている感じがしています。楽しみです。