見応えのあるレースになりました。レース自体にはとても満足しています。
しかし予想は…、いやあ、言いますまい。
予想の結果：
1着：○9番：クロノジェネシス
…
3着：◎13番：フィエールマン
…
5着（同着）：▲5番：ワールドプレミア
…
12着：△6番：キセキ
…
15着：×11番：モズベッロ（複勝一点）
馬券の結果：
的中した買い目には「＝アタリ！」
外れた買い目には「＝ハズレ」
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単勝：13番：フィエールマン＝ハズレ
複勝：11番：モズベッロ＝ハズレ
馬連：9－13、5－13、5－9＝ハズレ
枠連：3－5、3－7＝ハズレ
馬単：13－9＝ハズレ
ワイド：6－13、6－9、5－6＝ハズレ
三連複：ボックス
5、6、9、13＝ハズレ
三連単：13－9－5、13－9－6＝ハズレ
振り返って
バビットがゲートを嫌っていましたが勢いを付けて無事ゲートイン、他馬も順調なゲート入りを見せています。
今年最後の暮れの名物し
、スタート、
モズベッロが出遅れ、キセキも後ろからの競馬になってしまいました。
鼻に息のはバビット、二番手は四頭が横一線、最初のスタンド前を行きます。
バビットがレースを引っ張っていますが、差が無く12番、内からはブラストワンピースが追走、外からフィエールマンが上がって行きました。
バビット先頭も、二番手は差が無くオーソリティ、とブラストワンピース、
二頭を見るようにフィエールマン、直後内にはワールドプレミア、向正面でクロノジェネシスが上がって行きます。連れて直後のキセキも前に進出していきます。
各馬三コーナーから四コーナーに差し掛かります。
先頭はバビットも二番手には速くもフィエールマン、外からクロノジェネシスも来ています。さらに大外キセキも来ています。
最後の直線へ
先頭はバビットもフィエールマンが先頭を奪います。そして外からクロノジェネシス、二頭が並ぶ、いよぉし。
と、思ったら、
大外からサラキアが脚を伸ばして一気に迫る、一気にサラキアが前の二頭に迫ってきました。
さ、サラキア…？
フィエールマンとクロノジェネシスの叩き合いに大外から一気に襲いかかったのはサラキア、前走エリザベス女王杯で断然の一番人気ラッキーライラックを追い詰めた末脚がまた炸裂しました。
最後はクロノジェネシスが抜け出して、半馬身リードを保ってのゴールイン、有馬記念勝ったのはクロノジェネシスでした。
二着は内のフィエールマンと外のサラキアで全く分らない状況、勢いとしてはサラキアが有利に見えましたが、おとなしく確定を待つようにします。
うーん。
有馬記念は今年を象徴するんですよ。
という話、このとき頭の中でリフレインしていました。
しかし、個人的な今年の傾向である「迷って切った馬が来る」このパターン、有馬記念でもやってしまいますかね。
ペースはキセキが出遅れたこともあってバビットの単騎逃げ、スローに落ちたペースで早目に動いたフィエールマンが直線に入ってすぐに先頭に立つ競馬、それだけに、最後大外で馬場がそれほど荒れてない箇所を上手く狙ってサラキアだけが瞬発力勝負の競馬をやってのけたところに、単勝11番人気の二着という大仕事をやってのけた秘密があるように思えました。
予想でも
「あと、ブラストワンピースより温度感は低いけどサラキアです。サラキアも穴としては魅力だったのですが、やっぱ軽い馬場での瞬発力勝負に適性がある馬なんじゃないかと。府中牝馬Sの重馬場をこなしているあたりは、ココでも走っておかしくないのですが、これだけのメンバーが揃っているのと今年かなり使っているローテーションに加えて7枠14番という外目の枠を考えると、穴としては魅力なんですが、泣いて切ることになりました。
この辺の三頭が来たら、苦笑い必至。」
とか申しておりますが、思い切って正しい穴馬をチョイスしておけ、と昨日の自分に言ってあげたい。
実際、最後の直線半ばで大外一気にサラキアが飛んで来たとき、もう、苦笑しかありませんでした。だいたい三コーナーから四コーナー付近で後方から四番手のサラキアが一気に飛んでくるなんてちょっと考えられない（後ろ過ぎては届かない馬場と展開だろうという予定の）展開でしたし。
結局、穴で狙ったモズベッロが大きく出遅れ、これは出遅れがすべて。しょうが無い。
もう一頭ワイド狙いのキセキも出負けしていましたので、盛り返すので精一杯という印象、よく立て直して四コーナーで勝負に加わってきた＝見せ場は作った、と思います。
そしてブラストワンピースは残念な競走中止、大事なければいいのですが…。
父ディープインパクトのようなサンデーサイレンス系の繁殖牝馬への種牡馬として個人的にはかなり期待している存在なので、無事を祈っています。
馬券も
単勝狙いのフィエールマンは僅差で三着だし、複勝狙いのモズベッロは最下位だし、馬連は一着＆三着だし、枠連はタテ目だし、馬単も馬連同様に三着⇒一着だし、三連複＆三連単はサラキア抜けで当然ハズレ。
なかなか厳しい結果で終わった有馬記念でしたが、クロノジェネシスがわずかに抜け出した後のフィエールマンとサラキアの叩き合いは見応えありました。来年も現役続行のクロノジェネシス、アーモンドアイが引退した2020年が終わっても、まだ時代は牝馬の時代？
