ステファノスが人気です。でもこの馬2000m以外では全然…。複勝圏内の好走歴もないということでどうも積極的に狙いにくい。
そこで多数出走している長距離馬を。
予想:
◎9番:タンタアレグリア
○15番:カフジプリンス
▲14番:モンドインテロ
△2番:アルバート
×13番:マイネルディーン
馬券は:
単勝:9番:タンタアレグリア
複勝:13番:マイネルディーン
馬連:9-15、9-14、2-9、14-15
ワイド:14-15、2-15、9-13
三連複:ボックス
2、9、14、15
三連単:9-15-14、9-15-2、9-14-2
考えたこと:
本命はタンタアレグリアにしました。本当はカフジプリンスにしていたのですが、オールカマーの傾向を思い出しました。
オールカマーは中山重賞、特にGⅡ勝ちがあると大きなアドバンテージになるレース、という傾向です。
代表的なのは三連覇のマツリダゴッホ、中山大得意なこの馬はAJCCを二着に0.8秒差つけて圧勝している馬でした。そのほかの勝ち馬でも、オールカマー出走と前後しますが中山記念を勝ったナカヤマナイトとかAJCC勝ちのあるヴェルデグリーンとか、中山の重賞の勝利実績は結構大きいとみています。最近では言うまでもない実績の日経賞&有馬記念の覇者ゴールドアクターもいます。それ以外では2200mの宝塚記念の勝ち馬アーネストリーなんかも目につきますが、今年は宝塚記念の勝ち馬は出走しないからこのパターンは考えなくていいかな、と思い、中山2200m重賞実績として今年のAJCC勝ち馬のタンタアレグリアを昇格して本命にしました。
ということで対抗カフジプリンスです。
使っている強みと、新潟記念の好走を評価して対抗に。新潟記念は勝ったタツゴウゲキ相手に0.0秒差、二着のアストラエンブレムがクビ差でそのアストラエンブレムにハナ差の三着、といままで適距離と思われていなかった2000mの重賞で好走できたのは大きいです。長距離寄りだと思われていたのがここ二戦はローカルの2000m重賞で連続して掲示板を確保できています、その二戦で勝ったのは同じタツゴウゲキですが着差が0.8秒差⇒0.0秒差と確実に良化している感じも受けます。ここはチャンスなんじゃないかと。
しかしタンタアレグリアと評価の分かれ目になったのは、中山実績が準オープンの勝ちレース1鞍しかないところです。中山競馬場をそれほど走っていないところがGⅡ勝っているタンタアレグリアと評価の分かれ目になりました。
三番手評価でモンドインテロ、夏に札幌日経オープンを使っていたところがアルバートより評価を上げる要因になりました。
札幌日経オープンは役者が違うような横綱相撲でのレースぶり、馬体重+18キロでしたが全く問題なしの圧勝でした。ステイヤー寄りですが日経新春杯を三着するといった中距離に対応するところも見せており、実力自体はメンバー中でも一枚上手な力は持っています。
おさえにザ・ステイヤーというべきアルバート。
近年長距離GIではスピードも要求されるので長距離戦でめっぽう強いアルバートでもGIに手が届かないのですが、長距離GⅡならやたら強いアルバートが久々に2500m未満のレースでどのようなレースぶりを見せるか興味深いところです。
ただアルバートの場合、距離が短くなると3000m超えたときの強さが鳴りを潜める傾向もありますし、今回休養明けなので鉄砲が利くタイプとはいえ久々の2200mのレース、展開次第ではついていけないような気がします。そこでおさえくらいの評価に。