去年の豪華メンバーに比べてやや小粒に見えますが、それでも混戦模様でなかなかに面白そうなレースが期待できます。
予想：
◎7番：バビット
○1番：トーセンスーリヤ
▲13番：ウインイクシード
△6番：フランツ
馬券は：
単勝：7番：バビット
馬連：1－7
枠連：4－5、5－8
馬単：7－1
ワイド：7－13、1－13、6－7、1－6、6－13
三連複：ボックス
1、6、7、13
三連単：7－1－13、7－1－6
考えたこと：
去年は手堅いところを本命対抗で的中出来ました。
去年の予想：予想2020:中山11R－中山記念 - SpecialなWeekを目指す競馬日記
去年の結果：振返2020:中山11R－中山記念 - SpecialなWeekを目指す競馬日記
今年もきっちりと…、と言いたいところなのですが、どうも前に行く馬が有利な気がする中山の馬場。
土曜のメインレースはマイル戦だったのですが1000m通過57.0秒、しかし勝ったのは二番手追走の最内枠の馬で前が止まらない展開になりました。二着にも1枠2番という1枠同士の決着で荒れました。前半にけっこう飛ばして行っても失速しないような馬場といえそうで、差しが決まるときは溜め逃げとか先行勢がペースを落として引きつけてしまった場合といえそうです。
去年も思い出してみると似たような展開だったような。少頭数でそれほど参考になるかはわからないところがありますが、逃げた△マルターズアポジーこそ着外に終わったものの、道中二番手三番手四番手と好位集団を形成していた三頭で決着、後ろのほうから脚を伸ばして迫ってきたインディチャンプとかペルシアンナイトとかは掲示板が精一杯という結果でした。
うーん、前に行く馬？となるとやはりハナを譲らないと思えるバビットでしょうか。1枠1番という最内枠に入ったトーセンスーリヤも気になる実力馬です。
そこでこの二頭を中心に狙って見ることにしました。
本命はバビット。
中山コースはセントライト記念勝利があるように対応可能、コーナー四つの小回りも福島コースラジオNIKKEI賞勝利があるように不安無し、今回は仕切り直しの一戦と言えそうで、GI二戦は二桁着順だったものの、去年のようなGI級メンバーが揃った中山記念というわけでもないですし、ここは十分通用しそう。本命に。
対抗はトーセンスーリヤにしました。
中山芝1800mは持ち時計一番の1:47.4秒と時計勝負になりそうないまの中山の馬場でなら順当勝ちしそうな実力馬の一頭です。重賞馬ですし、去年の六着に負けた札幌記念、ノームコアやラッキーライラックといったGI馬三頭を相手によく走っていると思います。加えて今回1枠1番という絶好の最内枠、ハナにこだわるだろうバビットは先に行かせるとして、二番手三番手くらいを追走し流れに乗れれば、今の中山の馬場なら直線最後にバビットと競り合いになって二頭でゴールイン、というシーンも。
時計勝負になりそうな馬場に加えて、この馬の持ち時計と最内枠という絶好の条件が揃ってかなり期待度が上がります。人気しそうだけどここは逆らわず。
三番手評価にはウインイクシードを。
この馬も中山1800m持ち時計が1:47.5秒とトーセンスーリヤに次ぐ二位の持ち時計。この持ち時計を記録した2019年のディセンバーSは今回の予想と似たような展開になったレースでした。最後に道中二番手追走のセダブリランテスが抜け出して、その後に三番手四番手位を追走していたウインイクシードが最後逃げ馬をかわしての二着だったレース。
去年のディセンバーSは逃げ馬の逃げ切りだったものの三着馬とは同タイムで差の無い五着、中山1800mは得意コースと言えそうで、前走の中山金杯は三着でしたが、前が残る展開ならバビットやトーセンスーリヤ同様ありそうな一頭。ただ他の二頭と比べて8枠13番という外枠はいまいちで鞍上の横山（武）JKの手綱に期待が掛かります。
穴のおさえにはフランツを。
前走は東京コースの白富士S三着好走、久々にデムーロJKの手綱で好走しました。デムーロJKの手が合っているようにも思えます。近走では左回りのコースに良積が集中していますが、京都2000mのアンドロメダS二着（このときもデムーロJK）があるように特に右回りも問題はなさそう。
ウインイクシードより後ろでレースを進めることになるので展開がそれほど向くとは思えない一面もありますが、東京コースの芝1800mで記録した1:44.4秒はコースの差があるとはいえ全場芝1800mで出走馬中一番の時計、時計勝負になりそうな今回、デムーロJKの手腕で一発に期待。
