ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。
今日は引退シーズンで印象に残る引退馬から牝馬と短距離馬を中心に振り返ってみます。
ソウルラッシュ
本命にしては連下止まりで馬券を逃す、本命にしなかったら持ち前の末脚で差し切って快勝する、最強海外馬を撃破したレースはドバイのメイダン競馬場、馬券との相性が決して良かったというわけではなかったものの、いろいろな思い出をくれたソウルラッシュが引退しました。
引退の今となってから、ソウルラッシュって、年を経るごとに強さを増していった感があります。もともとは道悪のマイル戦が得意条件だった馬だという印象があるのですが、年を経て安田記念を始めとする東京マイル戦にも対応してきましたし、高速馬場になりやすい香港マイルでも晩年は二年連続二着しているように対応していました。
とはいえ、持ち前の力の要る馬場をベスト条件としてメイダンの馬場ではロマンチックウォリアーをハナ差退けて勝利する偉業も達成しました。
ルーラーシップ産駒といえばキセキが代表産駒とされていましたが、ソウルラッシュも違ったタイプでルーラーシップ産駒の代表産駒として後継種牡馬の一頭となってくれそうです。
ダノンスコーピオン
武蔵野Sで引退し、南アフリカで種牡馬入りが発表されたダノンスコーピオン、新馬戦のデビューから萩ではのちのGI馬キラーアビリティを下してクビ差勝利、朝日杯フューチュリティSも期待されましたが、ダノンスコーピオンの出走した年の朝日杯フューチュリティSは勝ち馬がドウデュース、二着にはセリフォス、さらに距離が合わず掲示板まででしたがジオグリフ、さらにハナ差六着にトウシンマカオとのちのスターホースが大量に出走していた当たり年でした。
ダノンスコーピオン自身もその後NHKマイルCを制覇してGI馬に上り詰めますが、その後がサッパリ。秋に富士S三着を最後に稀に掲示板くらいの好走はありましたがそれ以降馬券圏内となることはありませんでした。ちなみに最後の複勝圏内(三着)だった富士Sの上位馬はセリフォスとソウルラッシュでした。
とはいえ種牡馬になれたことはファンにとってはよかったといえます。異国の地ではありますが、子孫が日本に逆輸入される日があるかもしれません。
ライラック
物議をかもした有馬記念の除外、それはさておき、仕切り直しとなった日経新春杯12着を最後に引退し繁殖へ。
ライラックといえば重賞の人気薄での激走が印象的です。
予想に入れたときは複勝圏内に来なかったレースばかりなのですが、秋華賞大敗後のエリザベス女王杯は12番人気二着、翌年のアイルランドT(旧府中牝馬S)で10番人気三着、引退直前にエリザベス女王杯で九番人気三着といずれも人気薄で波乱の立役者となっていました。
父オルフェ―ヴル譲りの豪快な末脚が武器で、走り頃が分からない気まぐれさもオルフェーヴル譲りだったのかも。中長距離戦線で常に警戒したい一頭という個性派の一頭です。産駒も気まぐれな産駒が輩出されるかも。
モズメイメイ
重賞三勝馬のモズメイメイが12月の阪神Cをラストランに引退。
モズメイメイで記憶に残っているのはどちらかというとハズレ馬券になってしまった葵Sです。武豊JKを背に持前のロケットスタートを決めると、一馬身以上の先手を取ったモズメイメイはそのまま逃げ切り勝ち、ルガルとビッグシーザーを中心にしていた予想は四着におさえのブーケファロスまで来ているのにハズレになってしまいました。
そのあとしばらく低迷し、鞍上がなかなか安定しなかったのですが、テン乗り国分恭介JKを背に北九州記念を16番人気で三着、アイビスSDを三番人気で勝利、秋にはGI前哨戦セントウルS三着とパートナーを見つけた感があったものの、この夏の三走を最後に好走はピタリとなくなってしまいました。この後のスプリンターズSで狙っているあたり予想があまり上手じゃない感じが出てしまっています。
ゲートが抜群にうまく、ロケットスタートを決めたらあとはスピードに任せてワンサイドなレースを見せたモズメイメイ、繁殖に上がり産駒にこのゲートの上手さやスピード能力が受け継がれるといいですね。