SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

競馬雑学:競走馬における兄弟の定義

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ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。

今日は競走馬の兄弟ってどこからどこまでか、という点についてです。

母の血統が最重要視される競走馬

競走馬の血統は「母の血統がすべて」です。
これは競馬を知っていれば誰でもだいたい知っている情報ですが、競馬を始めた時にはなんとなくピンと来ないものです。実際初心者の時にはあまりピンとこんかったものです。
要するに「母が同じなら兄弟・姉妹」「母の姉妹から生まれたら甥・姪」という血統的な関係者ということです。ここに父馬である種牡馬が何か、という要素は全く絡んできません。要するに種牡馬は血縁の関係性を語るうえでは全く関係ないことになります。
ただし血統を語るうえで、その競走馬の特徴をつかむために重要にはなります。クロフネ産駒ならダートが上手そう、とか、サクラバクシンオー産駒だから短距離得意そう、とか、そういう特徴的なものです。
なので、ブエナビスタとジョワドヴィーヴルやトーセンレーヴは同じ母であるビワハイジから生まれているので兄弟・姉妹です。
さらに、ジョワドヴィーヴルとトーセンレーヴは同じビワハイジから生まれている上に父ディープインパクトが一致します。この場合、全兄弟(全妹、全兄、全姉、全弟)と呼びます。ブエナビスタは父スペシャルウィークと異なりますので半兄弟(半妹、半兄、半姉、半弟)と呼びます。

でも同じディープインパクト産駒であるサトノダイヤモンドやエキストラエンドとは同じディープインパクト産駒ですが血統的な(血縁の)つながりはまったくありません。要するに他人ってことです。

もし一頭をずーっと応援するなら

ここまでを踏まえまして、「もし一頭をずーっと応援する」俗に言う「追いかける」という競走馬の応援をするとき、牡馬と牝馬のどちらを応援しようか、ということになります。POGなんかがそうですね。
POGの楽しみ方でいえば牡馬の方がレースに勝つことが多いので、ゲーム的には牡馬を中心に指名していくことになりますが、牝馬を指名すると「末永く楽しめることが多い」ということがあります。
と、いうのも牝馬は引退後の繁殖生活にあがることが多いから、というのがその理由です。繁殖にあがればその子、孫と子孫を応援する、という楽しみ方ができます。牡馬はかなりの成績を修めないと種牡馬になれませんし、種牡馬になったとしても競争が激しくて後継者を残せないこともよくあります。種牡馬になれなかった馬は乗馬などで血統図から姿を消してしまうことにもなります。

そういった意味で、牡馬は思ったほど活躍できなかったら現役引退と共に思い出になってしまいますが、牝馬は思ったほど活躍できなかったとしても子や孫にその想いを託すことができる、という点で、「追いかけるなら牝馬」というのも一つの考え方です。

マイナー血統であっても突然怪物が誕生するかもしれません。そんな予定外な活躍馬を見つけるのも競馬の楽しみ方の一つです。しかもその怪物馬の血統をさかのぼると、昔現役時代に応援していた牝馬だったら…ちょっと気分が盛り上がってきます。