SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

今週の気になる2017:菊花賞(ちょっと富士S)

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今週は菊花賞、とにかく菊花賞が気になるところです。

ちょっと昔の菊花賞の思い出話込みで。

平場ではPOG馬二頭が出走予定で、こちらも楽しみにしています。
10月22日(日)に東京2Rの2歳未勝利戦でカフジバンガードが鞍上吉田豊JKで出走予定。
一方の同日京都では5Rの2歳新馬戦にレイエスプランドルがメイクデビュー、先週父ハービンジャー×母父スペシャルウィークという血統のディアドラが秋華賞を制覇してこの馬も期待が高まります。(縁を感じて、という意味でですが)

菊花賞、荒れるんじゃ?

今年の菊花賞はダービー馬レイデオロがジャパンカップ挑戦のために回避、ダービー二着のスワーヴリチャードも回避、ダービー三着アドミラブルが故障で回避、回避ばっかり…。
皐月賞の上位馬という視点でもアルアインとダンビュライト、二着馬のペルシアンナイトは短距離路線へ転向のため裏開催の富士Sに特別登録しています。とかくレイデオロが回避したのはレースの盛り上がりを欠くという観点では大きいんじゃないかという見方があります。

こういう有力馬が相次いで回避して皐月賞馬が一番人気になった菊花賞といえば、2002年の第63回菊花賞を思い出します。あの時はローエングリンが暴走ペースで逃げていたなぁ、などという思い出はおいておきまして。
この2002年の菊花賞、同年のダービー馬タニノギムレットがトライアルを走ることなく屈腱炎を発症し回避のち引退、トライアルの神戸新聞杯を快勝したシンボリクリスエスが天皇賞(秋)挑戦のため菊花賞は回避、と有力馬が次々と菊花賞のスタート地点に到達できなかったレースになりました。ちょうど今年のレイデオロの立ち位置です。
そんな中人気を集めたのが同年の皐月賞馬ノーリーズン、ちょうどアルアインの立ち位置ですね。とはいえ、ノーリーズンのように落馬はしないだろうと思いますけども。

この混戦の菊花賞を勝ったのは穴馬ヒシミラクル、二着には穴馬も穴馬ファストタテヤマで馬券は大荒れでした。三着にようやく三番人気のメガスターダムが入りましたが、上位二頭が人気なさすぎで馬券はあれもこれも高配当。

…なんか今年の状況としては、これと似ているなぁ、なんて思っていたりして。

菊花賞

前置きが長くなってしまいましたが、そんでもって、今年の菊花賞です。
人気しそうなのは前哨戦セントライト記念を勝利したミッキースワローとか、前哨戦二着の皐月賞馬アルアイン、レイデオロの回避でメンバー中で神戸新聞杯再先着となるキセキ、といったあたりが人気を占めそうです。しかし、春の実績馬サトノクロニクルとサトノアーサーといったサトノ軍団二頭もいますし、鞍上武豊JKでデビューから大崩れしたのはわずか一戦(朝日杯FS)だけという抜群の安定感を誇るダンビュライトもいます。これはもうかなり人気が割れそうで予想が難しい反面オッズはそれほど心配しなくてもトリガミにならなさそうな雰囲気。
そんななか、気になる一頭はブレスジャーニー、骨折休養明けで果敢に挑んできた菊花賞、関西の佐々木厩舎へ転厩した初戦ですが鞍上は引き続き柴田(善)JKというところに、一枠一番の最内枠、なんとも不気味な雰囲気を感じます。
今週はずーっと雨が降っています、週末もきっと雨で馬場は悪いことでしょう。台風も接近してきているようですからなおのこと。
となると、逃げ馬も気になってくるところです。近走ハナを切って逃げているウインガナドルやアダムバローズあたりは気にしておきたいところですね。特にウインガナドルは一枠二番と内枠に入りました。ハナを切るには絶好の枠ですね。
1000万下を勝利していなかったら気にも留めていなかったと思いますが、マイネルヴンシュもちょっと気にしたい一頭です。近二走は意識して長いところを使っているようですし、札幌日刊スポーツ杯は5着(それでもいったん先頭に立つ)でしたが、続く九十九里特別はクビ差とはいえ勝利、混戦の菊花賞といわれているだけに、こういう馬のヒモ荒れも気にしておきたいところです。それをいっちゃあポポカテペトルも長いとこ向きに見えるじゃないかってのはちょっとありますね。

富士S

菊花賞が個人的に盛り上がっている一方で富士Sは今一つ気持ちが盛り上がっておりません。
とはいえ、春はマイル戦ならかなり実力上位と踏んでいるペルシアンナイトが初めて古馬と対決します。古馬初対戦という意味ではニュージーランドTの勝ち馬ジョーストリクトリもそうですね。一足先に古馬と対戦してオープン特別勝利のサトノアレスは函館記念で敗れてしまいましたし、秋競馬の他の前哨戦といえる重賞でも3歳世代はことごとく古馬の壁にはじき返されているような印象があります。
当然中心はイスラボニータやエアスピネルになると思いますが、この本命馬たちに3歳世代がどう挑んでいくかはマイルCSに向けてしっかり見ておきたいところですね。