SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

競馬雑学:スペシャルウィークの旅立ち

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ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。

今日は訃報、スペシャルウィークが23歳で亡くなりました。

本ブログのタイトルの元でもあるスペシャルウィーク。

スペシャルウィーク

思えば、自分の競馬熱を一気に盛り上げてくれた特別な馬が他界するのは悲しいものです。

競馬ニュースでこの報を見たときは、来るべき時が来てしまったなぁ、という時の流れを強く意識した瞬間となりました。自分が年を取ったということを改めて実感します。

スペシャルウィークが亡くなった週末の4月28日、東京5R3歳未勝利戦にて、スペシャルウィーク産駒の3歳牝馬であるサンメイコンが勝利しました。
スペシャルウィーク産駒として、見えざる力の後押しがあったのかもしれません。

スペシャルウィークとの出会い

それはGallop誌上POGの応募でした。
どの馬に応募しようかなぁと毎週買っていたGallopでこれだと思える馬を探していたとき、一頭の馬の馬名が気になりました。
その名が「スペシャルウィーク」
時はサンデーサイレンス産駒全盛期、父サンデーサイレンスに母キャンペンガール、母父がマルゼンスキー、マルゼンスキーは個人的に好きな馬の一頭です。当時はあまり詳しくありませんでしたが母は名牝と呼ばれたシラオキ系という出自、なんかこう、一気に引き込まれました。
当然のように倍率が高く、誌上POGの抽選は外れてしまいましたが、個人的にデビューから追いかけ続けることにしました。

デビュー戦、単勝一番人気、わざわざ早起きしてWINSまで向かいます。結果は快勝。将来性を感じさせるものでした。

除外ラッシュによって狙ったレースに出走できず、調整過程が狂ったことによる500万下の取りこぼしこそありましたが、重賞連勝、一躍クラシックの主役に躍り出ました。

デビューから追った馬が名馬に

デビュー前から目を付けて、デビュー戦から追いかけた馬がダービーを勝ち、天皇賞を春秋連覇し、初めて馬連万馬券を提供してくれたスペシャルウィーク。
有馬記念は競馬ファンの語り草となっているあのレースでしたが、スペシャルウィークの現役時代、確実に競馬熱を押し上げてくれた一頭でした。

種牡馬としても、シーザリオ、ブエナビスタといった牝馬クラシックを沸かせた名馬を送り出した他、ゴルトブリッツやローマンレジェンドといった二頭のダートGI馬、トーホウジャッカルという菊花賞馬を送り出し、他のサンデーサイレンス産駒の種牡馬と比べて少ないながらもその血統を継承させています。

スペシャルウィークはサンデーサイレンス産駒として、日本の競馬史と日本競馬有数の騎手である武豊JKの経歴を彩った、特別な一頭であることは間違いないと思える名馬です。

その名馬の訃報に触れ、また競馬の一ページをそっと閉じることになったような感覚になっています。