本命のアールドヴィーヴルが直線でソダシと共に馬群に飲み込まれていくのを観ながら、▲－△の二頭が先頭にいた直線。
しかし、アカイトリノムスメがその二頭をあっさり差し切って万事休すでした。
予想の結果：
3着：▲9番：アンドヴァラナウト
4着：△5番：エイシンヒテン
…
7着：◎10番：アールドヴィーヴル
…
10着：○4番：ソダシ
馬券の結果：
的中した買い目には「＝アタリ！」
外れた買い目には「＝ハズレ」
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単勝：10番：アールドヴィーヴル＝ハズレ
複勝：5番：エイシンヒテン＝ハズレ
馬連：4－10、9－10、4－9＝ハズレ
馬単：10－4＝ハズレ
ワイド：5－10、4－5、5－9＝ハズレ
三連複：ボックス
4、5、9、10＝ハズレ
三連単：10－4－9、10－4－5＝ハズレ
振り返って
最後の一冠秋華賞、秋の日差しが照らす阪神競馬場。雨模様の関東と違って西は晴れているんですね。
ソダシが先入れで一頭ゲートイン、その後に奇数番の各馬が続々とゲートインを進めています。スルーセブンシーズがちょっと嫌がっていましたが程なく完了。
続々とゲートインが進んで行きます。こうしてレースはスタートを迎えました。
スタートで出遅れたのはホウオウイクセル。
エイシンヒテンがハナに、二番手に控えるソダシ、内からスルーセブンシーズが、外からはアールドヴィーヴルがソダシに続いて行きます。
直後アンドヴァラナウト、その外にアカイトリノムスメ、直後はクールキャットと有力馬が続きます。
概ね予想馬は逃げ先行の番手の競馬。なんか思っていたのと違うような…。
各馬三コーナーから四コーナーに差し掛かります。
先頭はエイシンヒテン、しかしソダシが早目の仕掛けか、既に並び掛けています。
最後の直線へ
先頭はエイシンヒテン、直後ソダシ、しかしソダシが伸びない、内からアンドヴァラナウト、外からアカイトリノムスメ、さらに外はファインルージュに飲み込まれていきます。
有力馬三頭に比べてソダシが伸びない、さらにそのソダシの直後にいるアールドヴィーヴルも伸びないのか進路がないのか、前に出れなさそう。
本命と対抗が、この状況、アンドヴァラナウトだけは内からエイシンヒテンをとらえるべく並び掛け、せめて▲－△の二頭で決まってくれれば、なんて一縷の望みを託しましたが、その二頭を一気に制したのがアカイトリノムスメ。
アカイトリノムスメが内で競るエイシンヒテンとアンドヴァラナウトの二頭を並ぶ間もなく差し切って、一気に先頭、連れて外ファインルージュもアンドヴァラナウトをかわして二番手に、アンドヴァラナウトは三番手に。そのままの並びでゴールイン。
今年の秋華賞馬はアカイトリノムスメでした。
二着にファインルージュ、三着アンドヴァラナウトの順で入線したように見えました。エイシンヒテンが粘った四着。
アカイトリノムスメ、クイーンCで重賞初制覇に導いた戸崎JKに再び手が戻った今回、GI初制覇に戸崎JKが再び導いてくれたようでした。アパパネの娘なので秋華賞親子制覇の記録付き。
結局、予想で
「アカイトリノムスメとかファインルージュも迷ったのですが、やはり福永JKが選んだのがファインルージュではなくアンドヴァラナウトだという点が気になってアンドヴァラナウトを選びました。」
こんなこと言っていたら、この三頭で決着してしまったという今年の秋華賞。なんだか…。
終いを活かす競馬だったアカイトリノムスメとファインルージュ、ロスなく立ち回ったアンドヴァラナウトの三頭で決着。
前半1000mが61.2秒、エイシンヒテンが引っ張った平均ペースで終始二番手でレースを進めたソダシとしてもペースや展開は悪くないレースの形だったように思えましたが、四コーナー手前からペースが速くなったあたりから手応えが怪しくなってきたようでした。
クロフネ産駒はこれまで2000m以上の重賞を勝てなかったことを考えると、今回のソダシの走りもやむなしなのかなぁと思いました。前走で札幌記念の2000mをこなしたとはいえ、平坦小回りの2000mから今回阪神の坂のあるコースでの2000m戦で結果が出なかったことに繋がってくるのかなぁという感じはしました。
そう考えると、ソダシにとって来年の大目標はやはりヴィクトリアマイルからの安田記念、これまでホエールキャプチャやアエロリットといったクロフネ産駒が走ってきたレースを目指していくのかなぁという感じがしてきます。よく見るとホエールキャプチャもアエロリットも秋華賞一番人気で敗退しています。ソダシもクロフネ産駒の先輩達同様一番人気での敗退となってしまいました。歴史は繰り返す、とでも言いましょうか。
そしてエイシンヒテン、番手のソダシが沈む中でラチ沿いを粘り腰で四着に。この日二回目の複勝を四着で逃す。
