SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

競馬雑学:クラス分けの呼び方が変わる、今年

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ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。

今日はクラス分けの呼称が変わる(というか6月から変わっていますね)と言う話。

降級制度の廃止

今年から降級が無くなります。
それに伴って、本賞金で決定していたクラス分けの呼び方も変わる、という話です。
予想で「現級勝ちのある実力が云々」という表現は使えなくなりますね。

この辺は一般的な知識として。

クラス分けの呼称変更

6月からガラッと変わった呼称。重賞やオープンクラス、未勝利戦と新馬戦の表記は変化ありません。

  • 1600万下⇒3勝クラス
  • 1000万下⇒2勝クラス
  • 500万下⇒1勝クラス

と表記が変わっています。
例えば、従来が「3歳上1000万下」なら「3歳以上2勝クラス」と表記されるようになります。以前の表記が「3歳上500万下」なら「3歳以上1勝クラス」と表示され、準オープンは今までが「3歳上1600万下」だったのが「3歳上3勝クラス」と表示されている、と言う具合です。
まだ2歳戦は条件戦(以前で言う500万下クラス)のレースが開催されていないため、表記を見掛けることはありませんがそのうち「2歳1勝クラス」という具合に条件戦が開催されてくるかと。

以前の本賞金の額をクラスの呼称に使っていた時代に比べて、降級制度がなくなった現在の呼称のほうがわかりやすいように感じます。

この変更で良くなること

やはり、オープンクラスで少頭数のレースが少なくなる、ということが一番のポイントになるかと思います。やっぱ多頭数のほうが見ごたえあるレースとなり盛り上がります。

今までは降級制度があったためクラス降級時期にはオープンから降級した準オープンクラスの馬が多数発生してオープン特別(今年で言うリステッド競走など)で出走頭数が少頭数なレースがちらほら、ということがありました。降級することでオープンクラスの馬の総数が減ってしまい、降級時期には出走する頭数が減ってしまうという。

また、降級が分かっている馬の適鞍があっても出走を見合わせて降級後に下のクラスで走らせよう、という出し渋り的なものもあったように感じます。
誰しも好走が期待できる方に出走すると思いますので、やっぱ相手関係が楽になる降級後の自己条件のレースに出走することになると思います。

この降級がなくなることでオープンクラスの層が厚くなり、オープンクラスのレースで少頭数のレースを連発し寂しい、ということが減るのではないかという期待があります。

あと、降級時期の恒例だった「降級馬だから、結局圧勝なんでしょ?」的な人気馬が存在しないことになります。馬券を検討する上でも人気が集中しないのはオッズが分散される点において歓迎ですね。

以前にもあったクラス呼称の変更

以前は500万下、900万下、1500万下、という区切りでした。本賞金で計算していた呼称だったので、計算する本賞金の額がそのままクラス名になっていたのですが、これが条件変更になり、一つ前の500万下、1000万下、1600万下と変更され、現在の1勝クラス、2勝クラス、3勝クラス、と表記されるようになって、現在に至ります。

ファミコン時代のダビスタをやっていた世代の人なら、「500万下、900万下、1500万下」の方がなじみがあるかと。

しかし、今回の変更は以前と違って、非常に分かりやすさを前面に出した制度変更と言えそうです。分かりやすくなるのは(特に初心者にとっては)歓迎ですね。