ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。
今日はテーオーロイヤルが引退を決めたということで、思い出を振り返ってみようと思います。
テーオーロイヤル引退発表
3月13日登録抹消となったテーオーロイヤルは、ちょっと前に振り返ったブローザホーン<競馬雑学:ブローザホーン引退で思い出を振り返る - SpecialなWeekを目指す競馬日記>と同世代の長距離路線でしのぎを削った間柄です。
ブローザホーンは乗馬の道に進むことになりましたが、テーオーロイヤルは種牡馬として次なるステージに進むことになります。
テーオーロイヤルの初重賞勝利
テーオーロイヤルを初めて認識したのは古馬になってから、三連勝で挑んだダイヤモンドSです。ここで四連勝で重賞初制覇を決めます。
振返2022:東京11R-ダイヤモンドS - SpecialなWeekを目指す競馬日記
本命にはしなかったものの、予想馬の中で唯一勝負に絡んでくれました。三歳時には15番人気の人気薄とはいえ青葉賞で四着した実力馬ですし、本格化を感じさせる三連勝は2200mから2400mと距離を伸ばすたびに強さを見せていたことから、長距離に向いていそうな感じを醸し出していましたが、前走から一気に1000mの距離延長で二着以下を二馬身半差で圧勝するとは思っていませんでした。
この勢いそのままに本番天皇賞(春)に出走し三着と好走、さすがに全盛期のタイトルホルダーとディープボンドの二頭を相手に適いませんでしたが、初GIで複勝圏内に入る好走を見せました。
個人的にダイヤモンドSからの天皇賞(春)ローテはあまりいいイメージがなかったのですが、テーオーロイヤルの次の世代ではヘデントールもダイヤモンドSから天皇賞(春)というローテでレースを制しており、テーオーロイヤル以降は有力ローテになりつつあります。
しかしその後低迷
天皇賞(春)でGI実績も残したことで、秋には飛躍が期待されましたが、初戦のオールカマー五着、次戦アルゼンチン共和国杯を一番人気で六着(とはいえ勝ち間から0.2秒差で二着以下六着テーオーロイヤルまでが同タイムの接戦ではありましたが)に敗戦し、案外な成績に終わってしまいます。ダイヤモンドSの実績から東京コース2400mの大一番でどうかと思われたジャパンカップも二桁着順に終わってしまいました。
しかもそのジャパンカップ後に骨折、一年近くの休養を余儀なくされてしまいます。
復帰戦となったのは翌年のアルゼンチン共和国杯、この時五歳となっていました。
無事なら翌年の天皇賞(春)でも成績を残していただろう実力馬だけに、この骨折は残念なアクシデントだったと思います。
復活、そしてGI制覇
そのあと復帰戦のアルゼンチン共和国杯で10着、その次走ステイヤーズSでは二番人気に推されていることから、まだまだファンは見捨てていなかったと考えられました。 このステイヤーズSで本命と対抗で的中できたのはテーオーロイヤルの思い出深い一つのレースになっています。
振返2023:中山11R-ステイヤーズS - SpecialなWeekを目指す競馬日記
予想の時点で叩き二走目のここは3000m超のレースで復活がある、と考えての狙いだったのですが、展開は大逃げのアイアンバローズに向いたという内容だったと思います。展開の向き不向きで二着に敗れはしたものの、このレースがテーオーロイヤルの一つの転機になったんじゃないかと思っています。
ステイヤーズSで復活ののろしを上げたのち、翌年のダイヤモンドSを隔年で制覇し二度目の制覇、さらに二戦目の阪神大賞典も二着以下を五馬身差付けての圧勝でした。なにより3000m級のレースだとこんなにも強さが違うのかと改めて思ったものです。
振返2024:東京11R-ダイヤモンドS - SpecialなWeekを目指す競馬日記
振返2024:阪神11R-阪神大賞典 - SpecialなWeekを目指す競馬日記
そして年明け三戦目、本番の天皇賞(春)は一番人気に推され、三コーナー付近から徐々に進出、四角先頭に立ったディープボンド悲願のGI制覇にファンが夢を見るところを、一気に差し切ってテーオーロイヤルがGI初制覇を決めたのが2024年天皇賞(春)です。
振返2024:京都11R-天皇賞(春) - SpecialなWeekを目指す競馬日記
前二戦は本命にしていたテーオーロイヤル、本番のここでテーオーロイヤルを本命にできなかったのが自分の予想の弱さを感じるところではあるものの、本命対抗で何とか馬券は的中することができました。テーオーロイヤルは手堅く的中を運んでくれた思い出深い一頭となっていました。
種牡馬としても活躍して欲しい
ファンの願いとして、当然種牡馬として産駒を送り出してほしいのですが、現役生活で3000m超のレースを実績として種牡馬となった馬はなかなか厳しい現実が待っています。
ただリオンディーズ産駒はなかなか多様な産駒を排出しており、テーオーロイヤルも可能性を秘めている種牡馬といえます。半兄のメイショウハリオという血統から自身はスタミナタイプではあるものの、リオンディーズの輩出する幅広い活躍馬から考えると、牝馬によっては…と思ってしまいます。
テーオーロイヤルを継ぐ産駒に期待しつつ、種牡馬として旅立つテーオーロイヤルを見送りたいと思います。